2023年は、政府や国家を象徴する星、その星にはまた『争い』という意味もありますが、その星に凶神が廻っていました。
ロシアのウクライナ侵略戦争だけでも胸がつぶれる思いでしたのに、イスラエルまでがパレスチナのガザ地区に非人道的な攻撃を始めて、民間人の被害が増え続けています。
日本では、中国との覇権争いに躍起となっているアメリカに追随して、岸田政権は露骨に平和憲法を無視して軍事力増強に舵を切り、軍需産業の強化やそのための武器輸出を画策し、沖縄地方の島々に自衛隊を送り込み、護衛艦を空母化したり、敵基地攻撃能力のある武器を備えたりと、着々と戦争準備を進めています。
それもほとんど、国会審議を尽くしたとは言えない状況で行われており、民主主義が踏みにじられています。
沖縄の辺野古に沖縄県民の総意を無視して普天間基地を移設しようとしていることも看過できません。
この事は単に沖縄だけの問題ではなくて日本の民主主義が、さらに憲法で守られているはずの地方自治が危ういのです。
2023年は世界を見ても、日本を見ても『きな臭い』年だったと思うのです。
来年こそは平和な良い年になってほしいと願っているのですが、2024年には、国際交流、物流の星に凶神が付くので、国際的な分断が進んでしまう危険があります。
政治の星は変化の場所に入りますから、今お金の問題で揺れている自民党も変わらざるを得ないでしょう。
岸田総理の星も来年は秘密が露呈する場所に入りますから、隠し事はできません。
変化するなら、民主主義が元気になる方へ変化してもらいたいものです。
自民党一党独裁の元凶である小選挙区制をやめ、支持しない政党にお金が流れてしまう政党助成金もやめて、その財源を社会福祉に回してもらいたいものです。
2023年は世界に目を向ければ胸が痛み、何とかならないものかと気をもみ、日本に目を移せば怒りがこみ上げ、新聞を読むのが嫌になるような年でした。
だから2024年がせめて少しでも明るい年になりますよう心から祈らずにいられません。
この一年、安寿の小径を覗いてくださり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって、2024年がより良い年となりますようお祈りいたします。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿