7月初め、突然亡くなったF君のお宅に、友人たちとお線香を上げに伺いました。
40年ぶりにお会いするF君は仏壇の写真の中。もちろんおじいちゃんになりましたけれど、なつかしい昔のF君でした。
ご長男を巻き込んで、思い出話に花が咲き、本来なら悲しみの場なのですが、みんな子供の頃に返ったように楽しい時間を過ごさせていただきました。
仏壇の中のF君もきっと一緒に楽しんでくださったことと思います。
その時に、どうして私が突然F君にお電話したのか聞かれ、そのきっかけになったT子さんの話になりました。
T子さん、実は私の通うジムのお知り合いⅠさんの奥様だったのです。
Ⅰさんから奥様が私と同じ年で、同じ地元の小・中学校に通われていたことを伺い、それでどんな方だったのか、昔の卒業アルバムを引っ張り出した際、40年前の同期会名簿が出てきて、偶然F君の住所と電話番号を目にしたことが、この度の事の始まりでした。
その日一緒に行った友人たちも同じ地元、同じ小・中学校ですし、しかもT子さんとはご近所だったという事で、T子さんの事でも話が盛り上がりました。
その時、その場にいた友人たちにはお話ししませんでしたが、実はT子さんのご主人Ⅰさんが、6月の末頃からずっとジムに現れないので気になっていました。
F君宅へ伺ってから数日後、久しぶりにジムでⅠさんにお会いしました。
なんだかげっそり痩せているので、やはりご病気だったのかしらと思いお声をかけました。
そうしたらなんと、奥様のT子さんが6月末にお亡くなりになっていたというではありませんか。
私たちがT子さんの噂をしていた時には、彼女はもうこの世の人ではなくなっていたのです。
またも思いがけないことでした。
それも、F君と同じような亡くなり方です。
朝になっても起きないので不審に思ったら、亡くなっていたというのです。
F君もそうでしたが、取り立ててどこかが悪いという事もなかったとのこと。
偶然とは思えない、何かのつながりを感じました。
私にしてみれば、F君もT子さんもいわゆる『ピンピンコロリ』で、羨ましい亡くなり方なのですが、残されたご家族にとっての『突然死』は、どんなにかお辛いことでしょう。
Iさんは『10日で4キロやせたよ』と寂しそうに笑っていましたが、お慰めの言葉も見つかりません。
心配したジムのお仲間たちも「とにかく家にいないで、ジムにいらっしゃい。顔見ないとみんな心配するから。」と励ますのが精一杯でした。
同年齢の幼馴染たちが短期間に続けて亡くなるという巡り合わせには、いったいどんな霊的メッセージがあるのでしょうか?
いつ何があっても悔いが残らないように、毎日の時間を大切に生きていくこと。
家族や友人など、親しい人たちを大切に。会えるチャンスは逃さないように。
と、さしあたり頭に浮かんだのは、こんなことでした。
この度の経験を通して、あと少しだけ残された時間をどのように生きようか考えました。
財力も体力もない私が出来ることはわずかです。
少しでも人のお役にたつことをすること、人を楽しませたり、笑わせたり、喜ばせることを通して、私も幸せをいただくこと。
いよいよ寝たきりになったら、周囲への感謝と笑顔のお布施ですね。
そして来世は、今よりもっと積極的に人のお役に立つような生き方をしたいと思います。
やっぱり私は、人と直接触れ合う仕事が好きなようです。
そんなわけで、今日も家の周囲のお掃除、ジムに行ったらトイレットペーパーやティッシュペーパーの補充等など、自分にできるほんの小さなご奉仕活動を励行しています。
人の悪口は言わないことはもちろん、なるべく笑顔でいるよう努めています。
あれがほしい、これが食べたいという欲もほとんど無くなりました。
家族や友人知人たちの健康を祈り、日本や世界の平和を祈る穏やかな毎日が最も尊いと思うようになりました。
F君、T子さん、いろいろ気付かせてくださって有り難うございます。
まだまだ修行中ですが、あと少し頑張ります。
お2人のご冥福をお祈りいたします。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿