安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

ある日突然

先日、買い物帰り、人通りの多い狭い道で、5キロはあろうかという重いリュックを背負ったまま、何かに両足を払われたように両足が突然滑り、派手に倒れて、上唇をコンクリートの床にぶつけてしまいました。

 

転び方が派手だったようで、周囲を通行中の女性の方が数人、「大丈夫ですか」と言いながら駆け寄ってくださいました。

一瞬の事でよく覚えてないのですが、両ひざと両手をついてうつ伏せ状態になっていたので、体の向きを変え、お尻を付けた格好で座り、心配してくださった方々に、「大丈夫です。」「有り難う御座います」とお礼を言ったのですが、私が立ち上がらないので、皆さんさらに心配してくださいました。

実はぶつけたところが痛くて立ち上がれないのではなくて、そんな転び方をしたショックが大きくて、一瞬ぼんやりしてしまったのです。

 

家に帰っていろいろ身体を点検してみると、右に滑ったので、左腕を強くついたのでしょう、左肩がだんだん痛くなってきましたが、両手のひらにも傷はなく、両ひざも打った時は痛かったのですが、痛みはすぐ取れて、ほとんど青あざもできていません。

両手をついたので、顔面を強打せずに済んだようで、本当に不幸中の幸いでした。

 

厚着をしていたことも幸いしたのかもしれません。

 

当日は左肩の痛みに加え、肘の方までだんだん痛みが広がったのですが、腫れもなく、骨は大丈夫だと安心しました。

 

それにしても、当日は雨も降っていなくて良い天気で、歩いていたところも特にツルツル滑りやすい所ではなく、履いていた靴底も、滑り止めがしっかりしている靴だったのに。

それに歩いていて、踏み出した片足が滑るなら理解できますが、一瞬両足がそろったように右の方にズルッと滑り、その瞬間「あっ、なんで?どうして?」と思ったのをはっきり覚えているのです。

 

「何かにやられた」という感じがしました。

早速毎日の吉凶を書きこんでいる手帳を開けてみると、その日は凶神が付いていました。しかも悪い数字の日で、赤いボールペンで、『ダブル凶日、注意』と書いてありました。

「やっぱりね。」と納得。

 

毎日手帳を見て注意すればいいのですが、普段見るのは、出かける時とか、病院やその他の予約を取る時とかで、普段の買い物くらいではいちいちチェックしません。

凶日であっても何も起こらないこともありますし、吉凶に縛られ過ぎる生活も嫌だからです。

で、いつもケガをしたり、嫌なことが有ったりした時、後で凶日だったことを知ることになるのです。

 

もちろん凶日だと知っていても、避けられないものもあります。そんなときは、「やっぱりね。凶日だから仕方ない」と納得して受け入れることにします。

 

自分の人生に必要のない「不都合な事」は起こりません。

みんな何かを教えるために起こるのです。

 

今回の事は私に何を教えてくれたのでしょうか?

まず、心配して駆け寄ってくださった方々に本当に感謝です。

世の中捨てたものじゃありません。まだまだご親切な方もたくさんいらっしゃるのです。

 

私は毎日少しでもストレッチや軽い筋トレをするよう心がけているのですが、それがいざというときやっぱり身を守ってくれたのだという事を感じました。

 

とっさに四つん這いになれて、顔面強打を免れました。

それでも唇が強くあったった様で、門歯の隅がほんの2ミリ四方欠け、唇の内側を少し切り血が出ましたがマスクをしていたのが幸いしたのか、少し膨れているほか唇には傷がありません。

ちなみにマスクは全然汚れていなくて、よく見ないと分からないくらいの小さな穴が開いていました。

 

翌日は肩の痛みも軽くなって、本当に骨折しなくてよかったと感謝です。

両手首は全く異常なしでコンクリートの床に両手をついたはずなのに、擦り傷もありません。いったいどんな格好をして転んだのでしょうか、自分でもわかりません。

 

いくら運動してもお腹はへこまないし、締まった体にならないし、5年近くジムに通っても、筋肉量は脂肪量よりやっと数グラム増えただけで、「運動なんて自己満足なのかしら?」と思っていたところだったので、これからも頑張り続けるよいモチベーションになりました。

 

厚着とマスクに助けられたこともありますが、今回のアクシデントが軽く済んだことに本当に感謝です。

 

 

         北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿