同居する家族の勤める会社の方の知人がコロナ陽性になり、その会社の方がPCR検査を受けることになりました。
その方はもちろん、仕事で接触していた我が家の家族も自宅待機となりました。
その会社の方がPCR検査陽性となったら、家族も私もPCR検査を受けることになります。
6月22日火曜日の夜に会社からその連絡が入り、私も家族も凍りつきました。
通学や通勤など、外に出かけざるを得ない家族がいる人には、常に感染の危険が付きまといます。
通勤の電車の中、職場、昼食をとる食堂、どんなに注意しても防げるものではありません。
「かかる時にはかかるんだ」と覚悟はしていましたが、家族が感染しませんようにと毎日祈っていました。
するべきことはすべてやって、それでもかかった時は何か意味のあること、受け入れなければと思いましたが、自分はいいとしても、お昼に一緒にお茶を飲んだ友人たちにもし感染したらつらいなあと、それが一番心配でした。
あの時少し緩いマスクをしていたので、話している途中で、何度かマスクがずれて、マスクなしで話してしまったことが悔やまれました。
でも結果はまだわからない。悪い未来を予想することが悪い結果を招くのだから、大丈夫だと信じよう。こんな時こそ日ごろの信仰心が試されるのだと気を取り直して、今やるべきことをしっかりやろうと、とにかく消毒の徹底と当の家族と接触をしないように注意することにしました。
でも、自宅待機は酷ですね。部屋を別にして換気に気を付けて、本人が触れたところは、本人に気付かれないよう、あとからこっそり消毒したり、できるだけの注意はしましたが、トイレやお風呂は大変でした。
お年寄りや赤ちゃんや子供さんがいる人ならもっと厳しいでしょう。
想像はしていましたが、現実はかなり大変でした。
猫を飼っていたので、消毒用のアルコールや除菌ティッシュがたっぷりあったので助かりました。クロちゃんのお蔭です。
本人の部屋の前に食事を置いておく大きめのお盆が無くてラインで友人に窮状を訴えたら、早速その夜、友人の一人が自宅に届けてくれたのには本当に感謝しました。またこんな時のラインの便利さにも救われました。
お陰様で、会社の方のPCR検査の結果が陰性だったので、本当に助かりました。
「命拾いした」という言葉が大げさではないような心境でした。
私たち家族の闘いは3日間と短いものでしたが、この状態が2週間もそれ以上も続くのはどれだけ大変だろうと思い知りました。
私たちもまだまだ油断はできません。今まで以上に気を付けようと気持ちを引き締めました。
皆様もどうか油断なさいませんように。
世界中で、1日も早くコロナウイルスが終息するよう今日も祈っています。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿