３月も後半になって、やっと春らしい暖かさになってきました。
桜のつぼみも一気にふくらみ、予報では東京の開花は２４日だそうです。
私もお花見が大好きで、桜の開花を心待ちにしている一人ですが、しかし、そのお花見気分を吹き飛ばしてしまう様なショッキングな事件が、今年になってから相次いでいます。
昨年末にも少し書きましたが、今年は国家や政治を象徴する星に凶神が付いていて、そういう年は、今まで隠れていた政治的な問題が表面化するので、やはり事件や災害が多くなります。
占い的には世界的に政治や国家が変わり目に来ていて、今迄問題を抱えていた国はその問題が深刻化し、国や政治が乱れ、破綻する国も出てくるでしょう。
今の時代は新たな世界が生まれ出る前の混乱期なのです。
表面的には平和で落ち着いているように見える日本ももちろん、その流れの中に入っています。
大手の新聞やテレビ報道ではあまり取り上げられませんが、沖縄では新基地建設を巡っての反対闘争が連日激しく戦われているようです。
沖縄県民の過半数が反対しているのにそれが無視され、基地建設が強行されているのです。
私たちは民主主義が蹂躙されていくのをまさに目の当たりにしているわけです。
もっともっとマスコミは、この問題を取り上げるべきだと思います。
沖縄だけの事と思ったら大間違いです。
原発反対の国会前の連日のデモ行進、人々の声も無視されています。
そのような政府は、国民の声を無視し、自分たちの考えを一方的に押し通すのです。
現に多くの人が危険だと思っている、憲法九条の改変や自衛隊海外活動の拡大が、今まさに実現しかかっているのです。
若者の雇用の不安や所得の格差も深刻ですし、保育園の増設、老人や障害者など弱者の声はどんどん無視され、福祉予算はどんどん削られています。
それなのに軍事費は増えて、危険だと言われている欠陥ヘリコプター『オスプレイ』を５機買うのだそうです。
その本格調査費用に一億円かけ、しかも米軍が買った２倍近い値段で買うのだそうで、５機で、５１６億円の予算が計上されるそうです。
オスプレイを作っているのはもちろんアメリカの会社ですよ。
以前にも日本がアメリカから、高く戦闘機を買っていたとかいう問題があったような気がしますが、どうして日本はそれほどアメリカに弱いのでしょうか。
理解できません。
世界の国家、政治も不安定ですが、日本の場合はさらにレベルアップします。
国の宰相である安倍晋三さんの運勢に凶神が回っているのです。
国のトップに凶神が回った場合、トップ本人の運勢に凶神の影響が出るか、国民に影響が来るか、トップも国民も凶神の悪影響を受けるかの３通りがあります。
さあ、安倍さんはどうなるでしょうか。安倍さんの健康を懸念する声もあるようですが…。
３月、４月、６月、８月、９月、来年の１月が要注意の月です。
また今年は地震を象徴する星が地球を象徴する星と重なりますので、地震や火山の噴火が多くなります。もっともこれは日本に限りません。世界的に多くなるのです。
日本は3.11の影響でただでさえ地震が多くなっているし、どんどん大きくなっている西之島を見ても、日本列島の火山が活性化し始めているのを感じます。
災害に対する準備は、しっかりしておいた方がよさそうですね。
今年唯一希望が持てるのは、庶民、国民を象徴する星が元気な事です。
そして人と人が繋がり、そのネットワークが広がることです。
リベラルで平和的な立場での社会政治活動として、そのような傾向が強まるのじゃないかと期待しています。
一人一人の力は弱いけれど、力を合わせれば、すごいパワーになるのですから、頼もしい限りです。
色々な兆候を見ると、日本もはっきりと変わり目に立っています。
歴史はらせん状に進化してゆくと言います。
占い的には今、幕末から明治維新にかけての時期と重なるわけですが、実際に感じるのは、民主主義が窒息させられ、軍国主義が強まり、日本が戦争へと突き進んで行った時代の空気です。
あの時代よりももっと人々に民主主義が根付き、もっと情報が手に入り、戦争の恐ろしさの記憶もまだ風化しきっていないのですから、きっと大丈夫、あの時代には戻らないとは思うのですが、本当にじりじりと囲い込まれているような懸念があります。
これからも政治からは目が離せません。
スピリチュアルな占い師 安 寿
