11月第3週は、連日晴天で小春日和、ポカポカと暖かく、本当に素敵な秋の日が続いていました。まさに行楽にはもってこいのお日和でしたね。
私もハイキングや歌声の会や、沖縄料理を食べに行くなど、お楽しみの予定がいくつも入っていました。
それなのにそれなのに、月初めに引いた風邪がぶり返し、前の週の金曜日から体調を崩し、めずらしく月曜日のパルコの仕事も休ませていただきました。
それでも週末には治って、ハイキングにも行けるだろうと思っていましたが、体調がすっきりせず、無理をしたらまたぶり返しそうな不安が有りました。
しかし、熱も咳もなく、頑張れば行けそうだったので、行くか行かないか、本当に迷いました。
すごく楽しみにしていましたから、できる事なら参加したかったのですが、思い切って、全てのお楽しみをキャンセルしました。トホホです。
今月、月の運勢が悪く、無理をすれば、事態が悪くなるという暗示があったからです。
運勢が悪いのは、前から分かっていたはずなのに、なぜ、たくさんお楽しみの予定を入れたの?と皆さん疑問に思われるかもしれませんね。
運勢が悪くても、無理をするのでなければ、行動制限をする必要はなく、普通に行動してもいいのです。
無理をすることがいけないのです。
何事も慎重に、控えめにしないと穴に落ちるハメになります。
だから運の悪い時には、よく知っている道を通ること。つまり、現状維持が一番で、どうしても経験のない事をやらなければならない時は慎重に。
できればその道をよく知る人と行動する方が安全です。
また、運勢の悪い時というのは、誘惑が多いものです。つまり、今回の私のように、あちこちからお誘いがかかるのです。
で、その時は体調も悪くなかったので、いろいろ予定を入れてしまったんです。
もうその時から、運勢の下り坂を下り始めていたのかもしれませんが、行楽シーズンですから、つい、ね…。
下り坂の途中のきれいな花々に見とれて、膝の痛みを忘れ、引き返さずにどんどん進んでしまうと、谷底に付いた時には足が腫れあがり、戻るのに苦労するわけです。
とまあ、坂道を引き返し、危うく難を逃れた私、それでも友人たちに断りのメールを入れた後、晴れ上がった秋空を恨めしげに見上げながら、落胆しました。
しかし、すぐに気付きました。
いつまでも落ち込んでいられない。これでは皆様に偉そうなことは言えないぞと、またもや皆様に支えられ、自分を奮い立たせました。
運の悪い時は、嘆いていないで、神様が喜んでくださること、誰かを喜ばすことを心がけると自分も元気になるんだったと思い出して、とりあえずは、いつも留守がちで、淋しい思いをさせていた猫ちゃんのお相手をたっぷりしました。
満足そうな猫ちゃんに、こちらもずいぶん癒されました。
それと、遊びに使う予定だったお金の一部を、フィリピンの台風被害に寄付しました。
すると、不思議。ここの所、ぱったり客足が遠のいていたのに、今週はバタバタ仕事の予約が入りました。
遊びの予定を思い切って全部キャンセルしたおかげで、都合の悪い日もなく、全てのお客様のご要望にお応えすることができました。
やはり、落胆から立ち直ろうと努力した事、えいやっ!と寄付した私を、神様が励まして下さったのでしょう。
神様は、本当に、いつも優しく見守っていて下さるのだと感じました。
予定をキャンセルした私に、友人から、優しい励ましのメールも届きました。
結局、この一週間、落ちこむ暇もなく、幸せで、充実した毎日を過ごさせていただきました。
もちろん、運勢の悪い時でも、無理しなければならないこともあります。
その理由が、私利私欲ではなく、自分以外の誰かのため、世の中の同胞のためなら、その時は、必ず霊界が応援してくれますから、安心して頑張ってくださいね。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿