安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

平成25年を振り返れば…

あっという間に、今年もあと半月になってしまいました。
皆様今年はどんな年でしたか?


去年の占いで、今年は、自然災害や、流行病に注意を要する年であり、政治を表す星に凶神が付き、政治的にさまざまな問題が出てくる年であると占いました。


自然災害では、台風や竜巻の被害が大きかったですね。
占いの上では来年の2月3日までが今年ですから、自然災害、インフルエンザの流行などに関しては、12月、1月もまだ注意が必要です。


政治に関しては、安倍政権が、歴代の自民党政権ですら慎重にならざるを得なかった、消費税率の引き上げ、特定秘密保護法などの、国民の権利や生活を脅かすような法案を次々に決めました。
その上更に、一般市民の権利を侵害する危険が大きすぎるとして、以前廃案になった『共謀罪』の導入も検討されているとのことです。
国民の権利を狭め、最終的に安倍さんは改憲を狙っているのでしょうね。


第二次世界大戦前の、暗黒の時代に逆戻りしていきそうで、本当に恐ろしい気がしています。


公明党の支持母体である創価学会の初代会長の牧口常三郎氏は、治安維持法違反で投獄され、獄死していますし、二代目の戸田城聖氏も同じく治安維持法違反で投獄されています。
そんな悲劇の歴史を持つ創価学会が母体となっている公明党が、治安維持法に変身しそうな特定秘密法の成立になぜ賛成したのか、理解に苦しみます。


特定秘密法の成立をこんなに急いだのは、原発事故の隠ぺいを目論んでいるのじゃないかとの噂もあり、今迄の東電のやり方と国のやり方を見ていると、それも真実かもしれないと思えてきます。


日本の民主主義は、今最大の危機にあると言っても過言ではない政治状況になってしまいました。


経済状況も、かなり危険です。


消費税を増税し、増税した分の使い道の方向性をみても、庶民の足である軽自動車の大幅な増税を見ても、アベノミクスが庶民のための経済政策ではないことがはっきりしてきました。


取りやすい庶民から搾り取り、それを大企業の優遇策や公共事業につぎ込んで、ゼネコンや大企業を太らせ、国際競争力を上げようとしているようですが、国民が疲弊し、特に若者の生活が不安定で、将来への希望が持てない国家が、国際的な競争に勝てるはずが有りません。
アベノミクスなんて、いかにも斬新な経済政策の様な響きが有りますが、その実態は、一昔前の自民党政権の政策と同じですね。


安倍さんの支持率はまだそれほど下がっていないとか。
本当ですかね?
まだみんな、景気が良くなることを期待しているのでしょうか?


仮に景気が良くなるとしても、国民の失ったものは多少の金銭ではあがなえない、非常に大きなマイナスだと思います。


占いでみれば、政治の転換のチャンスは再来年です。
企業優遇、庶民の福祉後回し、財政赤字ほったらかしのアベノミクスのほころびは早くも来年から明らかとなり、安倍さんも、再来年には蒔いた種を刈り取ることになるでしょう。


安倍さんを直接選んだわけではないにせよ、小選挙区制という大政党に有利な選挙制度があったにせよ、自民党を政権与党にしたのは国民ですから、国民も、蒔いた種を刈り取らなければならないのは言うまでもありません。


年金の引き下げはもう始まっており、消費税率のアップ、介護保険料、健康保険料、電気料金の値上げなど、老人や社会的弱者、庶民の暮らしは今後さらに厳しい状態になりそうですが、こんな時だからこそ、社会の暗雲に心まで支配されないようにしなければなりません。
スピリチュアリズムでは、人々の不安とか怒りなどのマイナスの想念が災害を引き起こすと言われているからです。


世の中に暗雲が垂れ込めている時こそ、人々が相互に支え合うスピリチュアリズムを実践していかねばなりません。


原発反対運動、特定秘密法反対運動に見られたように、若者から老人まで、多くの人々が行動に参加し、一般市民の底力を見せてくれました。


来年は、庶民、国民を象徴する星が元気になります。
この国を安全で安心で、もっと住みやすい国に変えていくうねりが強まる年となるはずです。


明けない夜はないのですから、理想に一歩でも近づけるように、それぞれがそれぞれの場所で、できる事をやっていきましょう。



           北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿