『天罰』ですか？石原都知事、また言っちゃいましたねぇ！
「日本人は我欲が強い」って、それあなたの事でしょう。
傲慢と我欲の権化みたいなあなたに、言われたくない。
天を神ととらえれば、「天罰」、つまり神が人を罰することはありません。
罰のように見える災いは、全てその人が蒔いた種を刈り取っているのです。
そういう意味では天災も、人間たちのマイナスの波動が引き寄せたものです。
しかし、個人の『蒔いた種を刈り取る』のとは違います。
天災の場合は、そこで亡くなった方々、被災された方々の波動が引き寄せたのではなく、日本全体の、あるいはアジア全体の、もしかしたら、地球上の積もり積もったマイナスの波動が引き寄せたものだからです。
だから、その天災で亡くなられた方々や、被災された方々は、キリストが人類の罪を背負ったように、日本全体、もしかしたらアジア全体、あるいは地球上の人々の重荷を背負ってくださった、勇気ある魂の持ち主たち、尊い方々なのです。
亡くなった方々はもちろん、被災された方々も、この厳しい試練を乗り越えることによって、霊格がさらにぐんと上がるのです。
断じて『天罰』などではありません。
この人たちならこの試練を乗り越えられるだろうと、神によって選ばれた霊的優等生の義勇軍のような方々です。
それに、神から見れば、死ぬことは罰ではありません。
なぜなら、『死』とは、重い物質である肉体を脱ぎ捨てて、魂の故郷である、あの世に帰ることだからです。
この世の方が『魂の修行の場』で、昔の人が『苦の娑婆』といったくらいですから、辛いことが多いのです。
死んでも何もなくなってしまうわけではなく、この世に生きていた時と同じ意識の状態で、時間も空間も超越した、あの世に行くだけです。
あまりに簡単にあちらに行けるものなので、亡くなったことに気付かない魂さんもいらっしゃるそうですよ。
なぜなら、亡くなったばかりの人がまず行くあちらの世界は、この世とそっくりだからです。
少し慣れてくれば、物質から解放されていますから、欲しいと思うだけでそれが得られるようになるのだそうです。
だから、あちらの世界では、少なくとも、衣食住の心配、失業や倒産の心配はありません。
（だからと言って、自殺したら行くところが違いますから、必ず天寿を全うしてくださいね。）
ご家族や友人知人を亡くされた方は、本当にお辛い事でしょうが、亡くなった方は、意外と皆さんの近くにいらっしゃるのですよ。
ご先祖様や守護霊様に助けられて、あちらの世界できっと元気にしていらっしゃいますよ。
そして皆さんの事を心配していらっしゃいますよ。
だから、皆さんがあまり悲しむと、亡くなった方が浄化できませんので、気持ちを強く持って、亡くなった方のご冥福をお祈りください。
そして、あの世よりもずっと厳しいこの世の現実を、勇気をもって乗り越えてください。
私の周りの人の最近の口癖は
「被災地の人の事を考えれば、贅沢言ってられないね。我慢しなきゃね。」
です。
皆さんが日本中の人々に、我慢することや、分かち合いの精神や、優しさや思いやり、家族愛などなど、今まで忘れていた大切な事を思い出させてくださっています。
被災地の皆様、日本中、世界中が応援しています。
寒い中、お体に気を付けて頑張ってください。
皆様が一日も早く安心して暮せるよう、心からお祈りいたします。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿
