明けましておめでとうございます。
よろしければ本年も、占いばあさんの繰り言にお付き合いください。
新しい年、やる気や希望に満ちて、皆様張り切っていらっしゃるのではないかと拝察いたします。
老年の私でさえ、老年なりに今年の目標を立てて、頑張ろうという気になっていますから。
そんな気にさせるために、正月の祝いがあるのですね。
三が日を過ぎて、沖縄や東京などではコロナがジンワリ増えてきて、とうとう100人を超えましたね。
年末年始の感染拡大は想定されていたことですが、やはり心配です。
私の占い的には、コロナは今年の8月以降、終息傾向に転ずると楽観的な見方をしているのですが、コロナの専門家ではないので、『当たるも八卦』的にお聞き流しください。占った私も自信ありませんから。
それより私がもっと真剣に心配しているのが自然災害です。
暮れから日本中のあちこちで地震があり、暮れには東京で2日続けて小さな地震がありましたし、今朝も小笠原諸島で震度5強の地震がありました。
不気味です。
でもこればかりは心配しても起きる時には起きるし、何もない事もありますので、天が崩れて落ちてくるのではないかと心配し過ぎた昔の中国の人のようにならないよう注意して、気にして注意はしても幸せな時間を損なわないようにしましょう。
限られた命の時間を大切に、事が起きたら起きた時考えましょう。
その時自分がどこにいるか分からないのですから。
私は全てを神様にお任せしているので何も心配していません。気楽なものです。
大災害に遭ったら瓦礫の中で年寄りが生きていくのも地獄ですから、崩れた家の下敷きになって天国に旅立ちたいと思いますが、最悪、生き残った時は生かされた意味を考えて、若い命のお役に立てれば幸いです。
お正月早々縁起でもないと怒らないでください。
スピリチュアル的に見れば肉体の死はあの世での誕生なのですから、あの世的にはめでたいのです。
この世は修行の場。肉体があれば老病死の苦しみがあります。食べるための辛い労働もあります。エゴの争いもあります。
それらすべてから解放されるのですから、普通の人にとっては天国です。
あの世は魂の清らかさのグレードによって神様に近い方からいわゆる地獄的な場所まで、無限のグループに分かれているそうです。
意地悪な人は意地悪な魂の場所、強欲な人は強欲な魂の場所、心優しい人は心優しい魂の場所という風に。
誤魔化しはできません。神は全てお見通しです。
この世で罪を逃れてあの世に行っても神の裁きが待っています。
神は罰しません。その人が自分の罪に気付いて心から悔い改めるまで何百年も時には何千年もその人がしたことを繰り返し見せられるのだそうです。
後悔や自己嫌悪程辛いものはありません。
人間はみなどこか未熟ですから、あの世で反省し、みんな今度こそ良い人になろうとこの世に生まれ変わるのです。
でも肉体をまとってエゴが芽生えるとなかなか難しく、そのためみんな何度も死に変わり生まれ変わりつつ、ほんの少しずつ向上していくのです。
来世で少しでもましな人間に生まれ変われるように、今自分がいるこの修行の場で、少しでも学んで未熟な自分を向上させなければなりません。
そのために今年も頑張ります。
皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
北千住のスピリチュアルな占い師 安寿