前回の『明日の夕刊』を読んだ友達から「占いで競馬の予想は出来ないの？」という突込みがあった。
そのレースに出場する全ての馬の生年月日を調べて比較検討すればれば、100パーセント当たるとは言い切れないが、勝ち馬の予想は立てられる。
実際、占って株を買っている占い師仲間もいて、本人曰くまずまずの成績だそうだ。
しかし原則として運命学は精神世界のものだから、現実の金銭に絡むこと、特に自分の儲けに利用してはいけないとされている。
金銭には人の強い欲が絡み、その因縁や強い欲望の思念を背負うことになるから怖いのだ。
お金じゃなくても、三角関係で悩んでいるお客様がいて、言葉には出さないが、相手を取り殺したいくらい憎んでいたりすると、そのお客様がお帰りになった後、ものすごく頭が痛くなったり、体の調子を崩してしまうようなことが、過去に何回かあった。
もちろん、ご本人は、そんな強い悪意の波動を出しているなんて、まったく気付いていないのだが。そんな波動を出していれば、自分自身のオーラも汚れる。そうなれば当然、運勢や心身に悪影響が出る。
だから人を恨んだり、人から恨まれることは怖いのだ。
『人を呪わば穴二つ』と言うけれど、呪っている人の話を聞くだけでも影響を受けてしまう程なのだから、人の思いは、普通考えられているより、ものすごく強い影響力をもっている。
だから、その思いは人の幸福を願ったり、自分の正しい願いをかなえたりするような、良い方に使うべき。
というわけで、賭け事のようにドロドロした金銭欲に絡んだことを占うなんて、恐ろしくて出来ません！
