不愉快な出来事を精神世界では魂を磨く「学び」のチャンスと考える。
私も最近大変欲の深い人と縁を持ち、かなり不愉快な思いをした。
そういう人と縁を持ったということは、自分もやはり欲の深いところがあるのだろう。だからその人に己の姿を見て、不愉快だと感じたのだと思う。
確かに私、最近家の改修工事などで出費が続き、ずっとお金のことを心配し、執着していた。そんなときに限って、まるで神様に試されるかのように、なんだかんだと出費が増える。
そして今回のトラブル。
その人は世間的に見て、決してお金の無い人ではない。むしろ資産家の部類に入ると思うが、その財を守ろうとして、周りの人間が全て自分の財を侵害するように見えるらしい。人を信用せず、孤独。一人息子もめったに寄り付かない。人とのトラブルも多い。
お金は人の心を豊かにしてこそ価値があるはずなのに、私もその人も、守ろうとしてかえって不安になったり、人と争ったり、自分の心を貧しくしている。
私は自分のお金に対する執着に気づき、自分の心を不安にしたり、貧しくするものに気づいた。
当たり前だけれども、「お金より愛が大切」。皆分かってはいるけれど、また実践しているつもりなのだけど、実は欲深になっていたりする。なかなか実践は難しい。
お金は人や自分を喜ばせるために使ってこそ価値がある。必要以上に持つ必要は無い。
その「必要」というのが難しいところだが、欲深にならないように常に自分に対するチェックを怠らないようにしよう。
「愛」のためにお金を使おう。
