安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

スピリチュアルメッセージとは?

あなたが信じようが信じまいが、私たちは霊的な存在であり、どんな極悪人であろうとも、一人ひとりに守護霊がついている。


守護霊といっても、あなたのエゴや物欲を満足させるためにあなたを守ったりはしない。生まれる前にあなた自身が決めてきたこの世での課題が、予定通り終わるように、あなたにアドヴァイスしてくれたり、励ましたり、慰めたり、危険を知らせてくれたり、様々なサポートをしてくれる霊たちである。


彼らのアドヴァイスや慰めや励ましや警告がスピリチュアルメッセージとして、様々な手段や方法で私たちに送られてくる。


最も多いのが、直観やひらめきだ。
偉大な発明や発見も、準備のできた科学者などに霊界からもたらされる。
作家が、一夜にして受賞作を書き上げたなどという話を聞いたことがあるが、そんな時は、『何かが乗り移ったように筆が進む』のだそうである。
さもありなん。画家や作家や音楽家などの芸術家には、本当にあの世の芸術家が憑依することが度々あるのだから。


芸術家でなくとも、窮地に追い込まれた時、いい考えがひらめいて助かった経験の一つや二つ誰でも持っているだろう。
みんな自分の考えだと思っているが、それは守護霊からのスピリチュアルメッセージなのだ。


人生を変えてしまう様なお導きを頂くこともある。


映画『おくりびと』の原作者 青木新門さんの『納棺夫日記』(文春文庫)によると、彼が納棺夫という仕事に就いたきっかけは、経営していたパブ喫茶が倒産し、ミルク代にも事欠いて、『激しい夫婦喧嘩の折、妻がわめきながら投げつけた新聞の求人広告欄が眼にとまった。』ことだった。


これこそまさにスピリチュアルメッセージである。


警告もある。


知人の男性が今年初め、大きな事故を立て続けに二回も目撃した。
その後、仙台へ車で出かけたところ車が故障して、東京まで牽引するのにかなりの費用が掛かってしまった。
そして更に、今度は自分が事故を起こしてしまった。
幸い本人にケガはなかったが、罰金を払い、車も手放すことになった。


更にさらに、勤めていた会社が倒産し、本人は落ち込んで、ずいぶん不運を嘆いていたが、2か月後、北海道に新しい仕事が決まった。


2回も事故を目撃したのは、スピリチュアルメッセージだったのだ。


彼の勤めていた会社は昨年後半から業績が悪化し始めていて、給料もガクンと下がっていたし、収入から言っても車を持ち続けることは彼にとっては分不相応な事で、車を手放す時期が来ていたのだ。


事故を目撃した時点で、彼はそのことに気付くべきだった。
会社も危なくて、給料も減っている自分の現状の中で、便利だけれど危険でもある車を持ち続けることについて、考えてみる必要が有っただろう。


もし彼が、事故をスピリチュアルメッセージとしてとらえ、その意味を考えていたら、それを機に車を手放していたかもしれない。


更に仙台で車が故障し、牽引に費用が掛かった時点でも、守護霊たちは車を手放すように彼を導いているのだが、車大好きな彼には守護霊たちのメッセージが伝わらない。
彼は無理をして牽引費用と車の修理代を出費した。


そしてとうとう事故を起こし、数十万円の罰金を払う羽目になった。


失業し、すっからかんになってしまった彼の新しい就職先は北海道で、職住接近で、車は必需品ではないし、車が無い分、引っ越し費用が掛からず、幸いだった。


守護霊には事故の事も会社の倒産の事も分かっていてたびたび警告を発してくれたのだが、スピリチュアルメッセージの事も知らず、車に執着していた彼には、なかなか伝わらなかったのだろう。


どうか皆さん、立て続けに何かを見たり聞いたりした時や、ふと気になる事が有ったら、守護霊たちが、何かを伝えようとしているのかもしれないと考えてみてほしい。


もっとわかりやすく伝えてよ!と守護霊たちに腹を立てないでいただきたい。
彼らは、自分で考えるべき問題に対して、ヒントを出すことは出来ても、答えを教えるわけにはいかないのだから。


まあ、大変だったが、彼は今、北海道で頑張っている。出費がかさんで金銭的には苦労もあるが、仕事は面白いと張り切っているようだ。


青木さんの話と、彼の物語から、もう一つ学んでほしい。
彼らの人生が大きく変わる前に、大きい落ち込みが有ったことに注目していただきたい。
人生、落ち込んだ後には、新しい道が開けるのだ!


今落ち込んでいる諸君、絶望するなかれ!もう少しの辛抱だよ!
必ず変化の時は来る!!フレー!フレー!頑張れぇ!


      北千住のスピリチュアルな占い師  安 寿