安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

身の回りの出来事

先日、私の所に、最近飼い猫が相次いで亡くなってしまったので、何か悪いことが起こるのではないかと心配だから、運勢をみてほしいと言うお客様がいらっしゃった。

こういうご相談は結構多い。
運勢をみてみると、やはりご相談者かご家族の運気の悪い時が多いようだ。
こんな時私は『猫ちゃんたちが不運を持って行ってくれましたから、ご安心ください』と言うことにしている。
口から出まかせで言っているのではない。
一つには、不安や心配は良くないものを呼び寄せるから、まず安心していただくため。
それから、私はこの世に偶然はないと確信しているので、飼い主の不運の時期にペットが亡くなることには、それなりの意味がある事だと思うから。
実際、心優しいペットたちが身代わりになってくれる事もあるだろうし、ペットの死を見ることによって、飼い主が自分の健康なり、生き方なりを振り返ることになり、病魔や人生上の失敗から逃れられると言うこともあるだろうと思う。
ペットの死だけではない。自分の身の回りで起こる出来事は、人生上の警告やアドヴァイス、ヒントにあふれているのだ。
言わば守護神からのメッセージ。
それらを知ろうと思えば、誰にでも知ることが出来るが、実際はなかなか難しい。まず偏見や雑念を払拭し、感覚を研ぎ澄まし、熱烈に求めることが必要だろう。
納棺夫日記』の主人公が、職を失い呆然とベンチに座っている時に、風に飛ばされてきた一枚のチラシによって人生を変えたように、求めつつしかも心を空にする必要があるのではないだろうか。