安寿の小径

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凶神を背負った総理大臣が続く国

菅さんに引き続き、またしても、七赤金星で暗剣殺廻りの総理大臣が誕生しました。

暗剣殺とは、暗闇で突然、剣が突き出されるような、突発的で他動的な災いをもたらす凶神で、だれでも9年に一回廻ってきます。

今年は七赤金星年生まれの人にその凶神が付いていて、菅さんも、岸田さんも七赤金星年生まれなのです。

 

個人ならばその人の心がけとかカルマのバランスで、その凶神のもたらす災いの内容も大きさもそれぞれ違ってきます。

規則正しい変化の少ない生活をしている人や、老人や子供には影響があまりないとされ、働き盛りの人に影響が出やすいとされています。

が、もちろん凶神の影響をほとんど受けない人もいますから、あまり心配しないでください。

凶神の災いを避けるには、慣れないことを新しく始めない( 勉強や習い事は大丈夫 )、独善的にならない、私利私欲に走らない、人の役に立つことをするなどです。

 

しかし、国を治める総理大臣に凶神がめぐれば、本人も国民も凶神の災いから逃れるのは難しいです。

 

2021年、菅総理大臣は暗剣殺中にもかかわらず、『GO・TOキャンペーン』やオリ・パラを強行し、感染拡大に悪影響を及ぼしたのは記憶に新しいでしょう。

これから彼の仕事の評価が始まるでしょうが、コロナで経済が冷え込んでいた時のオリ・パラ強行の経済的な負担の大きさも明らかになっていき、国も東京都も財政悪化の原因の一つになるのではないかと懸念されます。

そのバトンを受け取ったのですから、それだけでも岸田さんは前途多難でしよう。

 

2011年東日本大震災の時の総理大臣は菅直人さんで、彼の生まれ年は九紫火星です。

3,11の災害のあったその年、九紫火星には暗剣殺と歳破という凶神が二つも回っていて、その上3月は年と月の星のめぐりが同じになり、つまり九紫火星が年と月と重なり暗剣殺、歳破と月破も二重になったのです。

 

もちろん災害は総理大臣の責任ではないでしょう。

むしろ、凶神を背負った指導者を国民が選んだとき、自然災害や戦争や株価の暴落など、国民生活や国の経済が困難や混乱にさらされる危険な状態になるという、天の警告のような気がするのです。

 

石破さんも七赤金星でしかも来年から天中殺にはいりますから、総裁選に立候補しなくて正解でした。

しかも河野太郎さんとは、全く相性が悪いので、石破さんの良さが消されてしまいます。

むしろ野田さんの方が相性がいいし、彼女は白黒はっきりしていて、駆け引きしないので、石破さんとは合うのではないでしょうか。

今、このお二人の関係がどうなっているのかは知りませんが、来年は距離を縮めるにはいい年です。

 

今は野田さん、派閥を離れていますが、指導力があり人を引き付けるものを持っていますから、何かグループを作り、これから伸びていくのだと思います。

石破さんも60歳から70歳位まで、運勢がぱっとしません。しかし名誉名声運もありますし、70歳前後からきっと頭角を現わすのではないでしょうか。

この二人がタックルを組んで若手を巻き込み、本気で自民党を改革する気で頑張れば、自民党も今よりは国民無視ではなくなりそうな気がしますが、今回の岸田さんの組閣の顔ぶれでは、自民党は総選挙、苦戦するのではないかと思います。

 

とにかく、国民は総選挙といういいチャンスを逃さず、ちゃんと投票に行って、自分の日ごろの思いを政治に反映させて、政治の流れを変えましょう。

棄権をすれば、自分の首が締まり、国民無視の勢力が喜ぶだけです。

 

スピリチュアルな世界では、天変地異はその国の人々の不満や不安が引き起こすと言われています。

凶神を背負った指導者の下だからこそ、大難が小難になるように、日本国民が心を合わせ、日本の国の安定や平和への願いを込めて、政治の流れを変えて、国民の気持ちを明るい方へ、希望の持てる方へ引っ張っていく必要があるのです。

今が頑張り時です。

 

ちなみに今月10月は、七赤金星が年月重なり、暗剣殺も二重になる月で、心配です。

 

 

 

                  北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿