安寿の小径

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都知事選、なんだか嫌な感じ

都知事選も終わり、関東地方は梅雨明けで、猛暑が続いています。

 

7月14日の東京新聞『本音のコラム』に前川喜平氏の『選挙の後で分かったこと』という記事を読みました。

 

街頭演説は少なくして、「AIゆりこ」に演説させ、ご自身は『自民党を支援する300の業界団体が集まった2日の総決起大会で「ここで締めないと私は3期目ができません」「あいうえお順にお友だちに電話して一票入れてとお願いして」と必死に呼びかけた。―中略― 集まった業界はきっと小池氏のパーティー券も買うだろう。小池都知事はこれらの業界の集票と資金提供に、何かの形で恩返しをしないだろうか。』

 

「都民なんか「AIゆりこ」でいいのよ」と言われているようで不愉快なのは私だけでしょうか?

 

蓮舫さんを抑えて2位になった石丸伸二さん。政党の支持は受けず、インターネットを駆使して、今まで選挙に無関心だった若い有権者からの圧倒的な支持を受けたのだというマスコミの話でした。

 

ところが前川氏によると彼の選挙は東京維新の会の事務局長も務め「選挙の神様」と呼ばれている藤川晋之助氏が仕切ったのだそうです。さらに『選挙対策本部長は自民党東京都連が運営する「T🅾KY🅾自民党政経塾」塾長代行の小田全宏氏。同じく石丸陣営の田村重信氏は、自民党政務調査会の会長室長や調査役を歴任した人。「統一教会」系の日刊紙「世界日報」関連のインターネット番組「パトリオットTⅤ」のキャスターだそうだ。』

(『』内は前川氏の記事の引用)

 

ネット情報を信じた若い方々はそんなこととはつゆ知らず、政党色のない、古い体質の議会に対してズバズバ物を言い、『市政改革』に邁進している石丸さんの清潔なイメージに一票投じたのでしょうね。

 

選挙前、私は石丸さんが京大出のエリートでやり手で、旧態依然とした市議会と対立していて、居眠りした市議の動画をSNSに流したという情報ぐらいしか知りませんでしたが、その情報だけで、私は石丸氏に一票投じるのをやめました。

 

居眠りするのはもちろんよくないことですが、その議員を写真にとって勝手にSNSに流すというのは人として許せないと思ったからです。

 

会議中にゲームをするとかは言語道断ですが、居眠りは生理現象です。

身体のコンディションによっては、仕方のない時もありましょう。

ましてその市議さんは石丸市長に謝罪し、自覚のない居眠りだったので健康診断を受け、一時的な脳梗塞を起こしていたことが判明し、診断書を提出したのだといいます。

 

前川さんの記事を読んで、ずいぶん本人のアピールと水面下でやってることが違う人だと思い、いったいどんな人なのだろうと知りたくなり、インターネット情報ウキペディアをみたら驚き!

都知事選で見せた爽やかな好青年のイメージはすっ飛びました。

 

安芸高田市が公開動画の自由な編集を認めて、世間の耳目を集め、良い面もあったようですが、ユーチューバーの一部が暴走し、市議やメディアに過激な攻撃や嫌がらせ電話、いたずらを仕掛けるようになり、中傷、脅迫にさらされ、身の危険を感じる市議が議会での一般質問を取り下げるようにもなるなど、かなり深刻な問題にもなったようです。

 

それに対して石丸氏は、「誹謗、中傷など、度を越したものはそれを起こした人の責任」と。

切り抜き動画そのものについては「その責任を切り抜き動画にまで求めるのは遡及し過ぎじゃないか」と。

動画が切り取り編集された結果、市議に中傷や嫌がらせが殺到することについて、石丸氏は「同じリングに立つ以上、条件は同じで文句は言えないはず。当人に力のないことが問題だ」と突き放しているそうです。

で、石丸氏ご自身の都議選などの動画については、自身の許可なく利用しないようSNS上で要求しているのだとか。

 

ウキペディアを半分くらい読んだだけで、こんな人が都知事にならなくてホントに良かったと思いました。

 

とても優秀な方で、市民にとってプラスになることも沢山なさったのかもしれませんが、人間的にはどうなのでしょう。

組織の長としても、組織をまとめる度量が感じられません。

これでは市議会と対立するのも無理からぬことと思いました。

 

市議会の議員は、それぞれ意見の違いはあれ、市長と共に安芸高田市を住みよい場所にしていこうと考えている方たちでしょう。

個人攻撃するのではなく、共に良い方向を目指して議論を尽くすべきです。

 

少なくともそのような気持ちで議会や市議会議員の方たちと向き合う姿勢が長になる人には必要な資質だと思います。

 

市議はそれぞれ市民の信任を受けているのですし、『三人寄れば文殊の知恵』ではありませんが、一人の知恵よりもみんなの知恵を出し合ってこそ、より良い方向に進むという考え方が、議会制民主主義の根底です。

 

石丸氏は自分の力量を過信しているのではないでしょうか?

こんな人に、人はついていきません。衆議院選で広島から立候補するのかもしれませんが、見ものです。

 

小池さんも嫌な質問には返事をしないそうですが、SNSを利用して都議や自分に批判的なマスコミなどを攻撃しないだけましかも。

 

石丸氏の事で、SNS情報の功罪について考えさせられました。

選挙前、誰かがある候補者を当選させるために意図的に好意的な意見や熱烈な支持を強力に流し続けたら?あるいは落選させるために誹謗中傷の情報を大量に流したら?

 

何が真実で何が嘘か、見極めるのが本当に難しい世の中になってきました。

選挙だけでなく、何事にせよいろいろな角度からの情報を集めないと危険ですね。

 

そうそう、都知事選と同日に行われた安芸高田市市長選挙の当選者は、反石丸で元郵便局長藤本氏だそうです。

 

 

 

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