安寿の小径

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希望の光

首都圏では感染者数の減少傾向が見られず、積極的なコロナ対策が今だ行われぬまま、緊急事態宣言が解除されるとの事。

オリンピック、パラリンピックは海外からの観客は入れずに行うようですが、日本の財政的な負担も気になりますし、またワクチンも全く足りておらず、第4波、第5波が心配です。

 

そしてここに来てまた、オリンピック、パラリンピックの開閉会式の演出統括者佐々木宏氏の辞任などがありましたね。

どれだけ東京五輪パラリンピックにケチが付くんでしょうか。

というか、どれほどこの国は病んでいるのでしょうか、暗澹たる思いになります。

 

国会など、もう目を背けたくなるような国民を愚弄する政府与党の答弁や対応ぶりが続いています。

あなたたちの答弁は、野党に向かって言っているのではないのですよ、日本国民に向かって言っているのですよと、叫びたい気持ちになります。

 

谷脇氏の公用車の運行記録が、接待を受けていた2018年9月と20年7月が破棄されていたのだそうですね。

証拠隠滅するなんて、自ら真黒だと証明しているようなものですよ。

 

同じ接待会食疑惑を持たれている武田総務相なんか「東北新社外資規制違反をめぐる質疑で、答弁席に向かう総務省幹部に、「『記憶がない』と言え」と言ったそうで、ほんとに許せない!辞任してください!

 

一昔前だったら、もりかけ問題が発覚した時点で、内閣総辞職じゃないかと思うのですが、野党が弱すぎるのか、何なのか、自民党やりたい放題、政治家や高級官僚たちの、民主主義を踏みにじる目に余る振る舞いが続いています。

 

一日も早く総選挙が行われんことを願うばかりですが、また自民党が一人勝ちなんてことになったら、日本国民辞めたくなります。

 

こんな中で、一陣のさわやかな風とも言うべき出来事がありました。

札幌地裁の「同性婚を認めないのは違憲」という、勇気ある判決です。

この判決を下したのは武部智子裁判長です。その勇気ある人が女性だったことも嬉しいです。

判決を下す際、武部裁判長の声は震えていたそうで、保守的な男社会の法曹界で、この判決を下すのにどれほどの勇気を必要としたのだろうかと胸中、ほんの少しですがお察し致します。

 

同性愛者であることに悩む多くの人や、差別など不利益を被ってきた人、そのために自死した人の魂もやっと救われますね。

心からの拍手を送りたいと思います。

 

どんな人も、自由に生きられる世の中になってほしいです。

夫婦別姓の所でも言いましたが、法律が個人の自由を制限してはいけないのです。

法律は、万人の権利と自由を守るためにこそあるべきだからです。

 

ほんのちょっとですがこの国も前進し、未来への希望の光が見えてきました。

 

 

 

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