安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

ニュースを見るのが怖い!

日々、ニュースを見るのが怖いです。

感染拡大ももちろん恐ろしいのですが、それ以上にどんどん増える在宅療養者の数と、在宅療養犠牲者の実態です。

本当に在宅で療養を受けられている人は実際どのくらいなのでしょうか?

在宅ほったらかしの人も実際ずいぶんいるのではないでしょうか?

 

今朝(8月21日)の朝日新聞のトップ「東京 入院一割に満たず」とショッキングな見出しが目に飛び込んできました。

軽症の人も、在宅療養中に重症化し、中等症になっても入院先が見つからず、やむなくそのまま在宅療養になっているというのですから、恐ろしいです。

先日は、妊婦さんの受け入れ先が見つからず、自宅で早産し、赤ちゃんが命を失ったという痛ましいニュースが報じられました。

ご自宅で様態が急変して、亡くなった方も増え続けています。

 

一年も前からコロナが始まり、一般の感染者ももちろん、妊婦さんの感染も報じられていたのに、ほとんど対策が講じられていなかったのですね。

オリンピックをやれば、感染爆発の危険も十分予測できたはずなのに、何の対策もなかったことがよく分かりました。

 

ここはいったいどこの国?

経済大国ニッポン、医療も教育も社会生活も世界的にハイレベルな国だったのは今や昔、あるいは幻想で、今やこの国のお粗末な現実が次々国民に突き付けられています。

 

コロナは昨年から何度も押し寄せてきて、医療体制も危ない危ないと言われてきて、それでもオリンピックを強行し、感染爆発が起こりました。

「オリンピックで人の流れは増えませんでした」なんてことは言わせません。

大会関係者の人数、日本中から集められた警察官たち、サポートする人たち、海外からの選手団、ざっと見ても何万人という人たちが東京を中心に日本中を動いたのです。

 

菅総理は「安心安全」と繰り返していましたが、もしもの時はどうするのかという具体策は何も考えていなかったのですね。

なんとかの一つ覚えみたいに「ワクチン ワクチン」とも繰り返していましたが、オリンピックにも間に合わず、そして今もどうなっているのか、さっぱりわかりません。

 

今、国も都も無策です。国民や都民、医療機関に責任を丸投げし、さらにパラリンピックまで開催しようとしています。

子供たちの感染拡大が問題になっているのに、児童生徒の観戦まで導入しようという、欲に理性を失った狂気の為政者たちとしか私には見えません。

 

家族が目の前で苦しみ助けを求めているのに、生きるか死ぬかなのに、悪いけどパラリンピックどころではありません。

 

一日も早く隔離療養施設を増設し、在宅療養者を減らし、だれでも自由にPCR検査ができるようにし、少しでも早く潜在的な陽性者を見つけ、隔離療養して、早期治療で重症化を防ぐことが急務です。

在宅療養では肝心な初期治療ができず、重症化させてしまう危険大です。

 

それと同時にワクチン接種のスピードアップ。

今ワクチンはどうなっているのでしょう?

知り合いの40代の人は8月に地域の接種を予約したけれど、摂取日は10月だそうです。

毎日都心に通勤しているので不安だと言っていました。

 

積極的な対策を取った上での行動制限要請でしょう。

ワクチンも足りない、ほとんど積極的で具体的な施策がないまま、国民にばかり行動制限を求めても、だれも納得できません。

 

この無能で無責任で非情な菅総理大臣、小池百合子東京都知事を選んだのは残念ながら私たち国民であり都民です。

今の悲劇的な状況をよく見て、たくさんの人が政治の大切さに気付いてくれればいいと思います。

 

政治なんか関係ないと思っている人、政治こそが、私たちの生活や人生にとって重要なものだと理解してほしいです。

ミャンマーアフガニスタンの状況をみれば、政治が悪ければ、自由や命も脅かされるのが分かるでしょう。

現に日本だって今東京に住んでいる人は、コロナになれば、小池百合子東京都知事から在宅療養という名で放置され、命の危険にさらされるではありませんか。

 

また、今回の大雨で風水害に合われた方々も、住んでいる自治体の政治行政によって、その援助は大きく変わると思います。

 

「政治のことは分からない」という人、分かろうとして下さい。分かろうとするのは、あなたやあなたの子孫が良い社会生活をおくるためのあなたの権利です。無知は無防備であり、危険です。

 

私利私欲の権力者は、選挙に行かない国民、社会情勢に関心を持たず、世の中を見ない、考えない、自分たちが自由に操れる国民が大好物なのですから。

 

嘆いても現状は変わりません。

どうしたら日本の国が少しでも良くなるか、日本がどういう国になってほしいか、子供たちにどんな国を残してやりたいか、それぞれひとりひとりがよく考えて、それを今度の総選挙に反映させるしかありません。

希望を捨てず、できることから始めましょう。

 

 

 

                北千住のスピリチュアルな占い師    安 寿