安寿の小径

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真夏の怪談より怖い 日本の政怪(誤字にあらず)

暑さに耐えるだけでも大変なのに、日本の政治家と旧統一教会の繋がりに関する報道に心底驚き、呆れ、絶望的な気持ちになりそうな自分と戦う毎日です。

日本の国防にとっても大きな問題です。だって岸信夫防衛大臣、二之湯聡国家公安委員長を含む多くの政権与党、野党の議員が、あの悪名高いカルト教団、旧統一教会と関わっているからです。

 

防衛大臣とか国家公安警察と言えば、国家や国民を軍事的な危険やオーム真理教のような、国家転覆をはかる集団やテロリスト、国際的なスパイ活動から守るのが仕事で、そのための国家の機密情報を誰よりも熟知していていなければならない方々ですよね。

40年以上前から集団結婚式や霊感商法などで世間にあれほど問題視されていた旧統一教会の事について、いくら名前を変えたからと言ってもご存じないわけがありません。いや、国防や公安の仕事に携わる人は、知っていなければならないはずです。

少なくとも日本の政治に携わる人たちは全員、旧統一教会の問題について知っておく義務があると思います。

 

(以下、朝日新聞記事より引用)

全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、『政治家に対し、教団の支援を受けたり運動に賛同する挨拶を出したりしないよう繰り返し求め、昨年の9月に教団の「友好団体」にビデオメッセージを送った安倍氏にも公開抗議文を出した。(中略)この団体には安倍氏名義の祝電が06年にも送られ』ているので、当然安倍氏も、その団体がどういう団体なのか承知していたのだと思われます。

 

朝日新聞2022年7月27日朝刊によると、旧統一教会との関係について、岸信夫氏は「何人かは存じ上げている。お付き合いもあったし、選挙の際もお手伝い頂いた。」今後については「次の選挙でどうなるかは軽々にお答えできない」と応えたそうです。

問題のある宗教集団と知っていてお付き合いしていたのは明白です。

二之湯氏も「私の京都市の事務所の近くに統一教会の事務所もあり、事務所にお越しになることもある。政治家なので、いろんな方とお付き合いがある。」と罪の意識はまるでないのです。

茂木自民党幹事長は「党として組織的関係がない事、すでにしっかりと確認している」としていますが、それで済ませてもらっては困ります。多数の党員、それも国政の重要なポストにいる人たちまでが関わっていることの重大な危険性が分かっていないのでしょうか?

 

今朝の朝日新聞(7月28日)によれば、岐阜県岐阜市統一教会関連団体の主催する複数のイベントの後援をしたり、知事が祝電を送ったりしていたといいます。

統一教会は名前を変えて、権力に取り入り、その名を借りてあの手この手で教会員を増やそうとしています。

 

教会員の家庭崩壊を招いても寄付をかき集め、詐欺まがいの高額グッズを売り付け、その潤沢な資金をもとに日本の国会議員に取り入り、じわじわと日本の中枢をむしばもうとしていたのですね。真夏の怪談より恐ろしい話です。

「いや、我々は選挙の手伝いをしてもらっていただけです」などと、自分が相手を利用しただけだと思っている議員は甘いです。

見返りがなくて協力をするような人たちではありません。

議員の名前を使って宣伝活動をしたり、相手を信用させたり、危なくなれば権力を利用したりもするようになるのですから。

大体、あの悪名高い統一教会が団体名を変えられたのだって誰が許可したのでしょう。

 

いくら日本が武力を持っても、国会議員までも取り込まれ、知らずに操られていたら、日本はどうなるのですか?

 

安倍さんの狙撃事件が、思ってもみなかった日本政治の隠れた闇の部分を暴露してくれました。

国会ではこの問題を軽視せず、徹底的に暴いてほしいと思いますが、野党まで汚染されている現実では、どこまで浄化できるか心もとないです。

岸田総理には、危ない二人に国防を任せた任命責任を取っていただきたいものです。

 

それにしても、岸さんや二之湯さんなど、統一教会の問題を知っていて、関りが世間に知れれば批判されるのが分かっているのに、なおも関係を断ち切らいない理由は、メリットは、いったいなんなのでしょうか?裏金ですか?とても怪しい気がします。

日本のマスコミは今度こそこの問題をしっかりと追求し、国民の疑惑を晴らしてほしいものです。

 

 

 

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