安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

猫又になりそうな長寿猫、クロちゃん頑張ってます!

今月で満23歳になる我が家の飼い猫クロは、お医者様も驚くほどの回復ぶりを見せています。

相変わらず、腹水も胸水も溜まっているのですが、1月から2度ほど抜いただけで、両手足のぶくぶく状態はなくなり、お腹の膨らみもまずまずの状態で、3月、4月は胸水腹水共に抜かなくてもいい状態になっています。

 

血液検査をすると、相変わらず心臓と腎臓の数値は基準値の2倍くらい悪いのですが、悪いなりに少し数値が下がり、尿毒症の危険からちょっぴり遠ざかりました。脱水状態も安全圏に入っています。

 

あんなにがつがつ食べているのに太らないのは、甲状腺機能亢進症だからだそうで、それは体がバランスをとっているのだから、特に治療しないでおきましょうとのことでした。

ふつうは腹水が溜まると食べなくなりそれで亡くなってしまうのだそうですが、さすが怪猫!甲状腺まで働かせてすごい!。

 

右後ろ脚から漏れていた体液は止まりましたが、右後ろ脚の人の肘のように曲がる関節から下、穴が開いていた部分は、毛皮が剥がれ、痛々しいピンク色の棒になってしまいました。

床と接する関節部分が擦れて傷になり、心配していたのですが、これまた塗り薬がよく効いて、4月ごろから黒い産毛が生え始め、今では、全体がツヤツヤの黒い短毛で覆われて、毛が短い分細く見え、足先の爪がやけに目立ちますが、元気に歩けるようになりました。

 

なので、オシメもやめてトイレは自分で行っています。

目が悪いせいか、おしっこがトイレの外に出てしまうこともありますが、そこはワンちゃん用吸水シートを活用。

でもなぜか、最近ウンチをトイレの外でするようになって、ちょっと困っています。

短毛に覆われた右後ろ脚が調子悪く、猫砂の中であまり踏ん張れないからでしょうか?

 

この3か月ほど、ほとんど鳴かなかったのですが、時々子猫のような、ものすごくかわいい声で、「クークー」と鳴くようになり、最近では、「ニャー、ニャー」と普通に鳴けるようになりましたが、その声は前のしわがれたような「ギャー」に近い声ではなく、高くかわいい声になって、排便の後など、以前のように鳴いて知らせるようになりました。

 

今朝5時ごろ、耳元で「クークー」と鳴くので目を覚ますと、クロが私の顔を覗き込んでいます。

でも、いつもなら暗闇の中に見える、マスカットグリーンに光る2つの眼が見えません。

その瞬間、「ああ、クロは本当に目が見えなくなっていたんだ」と気づき、悲しくて、切なくて、愛しくて、胸がいっぱいになりました。

 

去年から、クロの目が見えていないことに気付いていましたが、それほど不自由を感じている様子もなかったので、少しは見えているのかと思っていましたが、まったく光を失っていたのです。

 

本当は抱きしめたかったのですが、クロは抱っこが嫌いです。

よその猫ちゃんみたいに、お腹を見せることもありません。

手足に触れられるのも嫌がるので、爪を切るときは洗濯物のネットに入れて、大騒ぎになります。

なので、心からの愛しさと、感謝といたわりの気持ちを込めて、背中を撫でてやりました。

 

先日中国の武漢で、100歳以上のお年寄りが7人、コロナウイルスを克服して退院したという報道がありましたが、人間も動物も、長生きするする人は、すごい遺伝子を持っているのじゃないかとクロを見てそう感じます。

 

とはいえ、お医者様には、「クロの心臓がいつまでもつかわからない。急に止まることもある。」と言われているので安心できませんが、呼吸が荒いわけでもなく、まだまだ今年は大丈夫なのじゃないかという気がします。

 

という事は、私も頑張らなくちゃです。クロをおいて、私が先に逝くわけにはいきませんし、入院だって2週間もできません。

人それぞれに背負っているものがありますから、世界中の人がみんな同じ思いだと思いますが、特に幼い子供を持つ親御さんたちは、切実でしょうね。

ウイルスに負けないよう「頑張らなくちゃ!」ですね。

ウイルス感染の1日も早い終息を、今日も祈ります。

 

 

       

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