以前、私がゴキブリやクモに話しかけるということをお話ししたが、ホ・オポノポノの権威ヒューレン博士はそれこそなんにでも話しかけるそうだ。
動植物はもちろんの事、建物や家具など、あらゆるものに話しかけると、やがて答えてくれるようになり、今ではいろいろなものと会話を楽しんでいるとのこと。
そういえば、以前『ハトホルの書』の著者、トム・ケニオンさんの勉強会に参加した時も、トムさんが楽器のクリスタルボールに名前を付け、会話を楽しんでいるのだとお話ししてくれたのを思い出した。
信じない人にはばかばかしいだけだろうが、私は会話してみたい。
今のところ、虫たちには一方的に私が話しかけて、彼らが私の言わんとしていることの意味を分かっているらしいという所までは私も感じているが、会話するまでには至っていない。
でも、日々努力を続けている。
家具や建物やパソコンなどにも話しかけている。
昨日どうしたわけか、プリンターの調子が悪く、何度紙を入れ直しても紙詰まりしてしまうのだ。
仕方がないので、その日はあきらめた。
でも「いつも働いてくれてありがとう。感謝してるよ。愛してるよ。今日は具合悪そうだから、明日にするね。ゆっくり休んでね。」
と言ってカバーの上を優しくさすった。
翌日「今日はどうだろうか」と恐る恐るコピーしてみたら、なんとスムースではないか。
「有難うね」とプリンターに感謝したのは言うまでもない。
その後なんの引っ掛かりもなく、200枚くらいコピーできた。
ありがたや、ありがたやだ。
「そんなのよくあることだよ。ばかばかしい」とおっしゃるのはご自由。
でも、自分の言葉や気持ちが通じてないという保証もないではないか。
ならば、なんにでも言葉や気持ちが通じると考えた方が、私はだんぜん楽しい。
これからますます年を取って、だんだん周りの人から相手にされなくなっていくんだもの、動植物や物と会話できた方がずっと楽しいに決まってる。
この会話術、マスターしないでか!!と私は張り切って、さっきもやかんに話しかけた。
「毎日熱くて大変だね。頑張ってね。ありがとうね」
すると後ろから息子の声、「カーちゃん、とうとうボケちまったか?」
「あの人はこういう人だ」と周りが認めてくれるまでは、なかなか大変なものだ。
でも周囲の目を気にしないのは老人の、いや、私の強みだ。
何と思われようと言われようと、私は挫折しない。
これからもどんどん物に話しかけ続けようと思っている。
いつかヒューレン博士やトムさんみたいに会話できるのを楽しみに。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿