安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

寅卯天中殺

来年は寅年。子丑天中殺の人は、来年の2月3日に天中殺が終わる。そして寅卯天中殺が2月4日から2年間(平成24年2月3日まで)始まる。
(*天中殺は生まれた日で決まる。寅年だから寅卯天中殺ではないので注意)


前回言ったように、天中殺だからと言って、怖がる必要はない。悪いことが起こる時というわけではないのだから。
最悪なのは、変な欲を出し、新しい仕事を始めたりすると天中殺の罠に引っかかる。
私利私欲を捨て、奉仕の精神で自分自身を高める努力をしつつ、現状維持、受身で行けば、むしろいつも以上に成果が上がったりもする。


しかし一般的には、出来れば結婚や転職、開業、起業は控えたほうがいいが、誰でもそうだと言うわけでもない。条件付で、OKな場合もある。


また、どうしても避けられない人もいる。
そういう人は、怯まず運命を受けて立ちなさい。そこにあなたの前世でのカルマのお返しと学びがあるのだから。


超えられない試練はない。
あなたにはたくさんの見守り神が付いている。悪戦苦闘すればするだけ、得られる幸せは大きいのだ。


怯んでいる人は、鳩山由紀夫さんを見なさい。
あの方は天中殺に首相になってしまったけど、今、果敢に戦っているではないか。


算命学で言えば、龍高星という星が回ってきたときの天中殺で首相になった。
この星には改革、変化、母、海外、放浪 外科手術など、様々な意味があるが、天中殺にこの星が回ると、そうした意味のところが不自然になる。そういうところで苦労する。
しかし、変革できない、改革できないというわけではない。
自分の思い通りにならない、自分の意図した結果にならないということ。


まさに今、彼は政治改革、アメリカとの関係の改善、お母さんのことで悪戦苦闘している。


そういう苦労をすることが、鳩山由紀夫さんの前世でのカルマのお返しになっているのかもしれないし、結果はどうあれ、頑張れば頑張っただけ、通常より学ぶことは多い。


本人以外には分からないかもしれないが、私利私欲を捨て、国民のことを考えて誠実に精一杯努力をすれば、必ず神様からのすばらしいプレゼントが待っている。


占いは普通、禍を避けることばかりに利用されがちだが、スピリチュアル的に言えば、それでは魂が磨かれない。


特に若いうちは、果敢に嵐の中に船出する元気さを持って欲しい。
冒険が出来るのは、体力もあり、やり直しのきく若いうちだけなのだから。そしてその経験は、生涯の宝物になるんだよ。


自分の宿命を知って、人生の疑問やコンプレックスから開放されたり、すごく迷った時に占いを参考にするのは有効だと思うけど、占いで自分の人生を決めていくのは本末転倒だから、みんな注意してね。


自分の人生を決める主人公は、あなた自身なんだからね。


             北千住のスピリチュアルな占い師  安寿