安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

天中殺とは?

天中殺とは何かを学問的にきっちりご説明したいのだが、私には残念ながらそれ程の知識がない。したがって、高尾学館、朱学院で算命学を勉強した時のことを思い出しながら私なりの解釈を述べてみたい。


まず、この前ご説明したように十干と十二支を組み合わせた時に余った十二支の時が天中殺になる。


十干は天、空間、精神を表し、十二支は時間 肉体、現実の動きを表す。
つまり天中殺期間中というのは、時間、肉体、現実の動きはあるが、天、空間、精神がない。この状態はちょうど人が眠っている時のような状態である。
だから天中殺期間中に大もうけをしたり、会社を設立したり、結婚したりしても、目が覚めれば、「ああ、夢だったのか」ということになる。


つまり天中殺期間中に手に入れたものは、縁が薄いので、なんらかのトラブルの末、結局手放すことになるから、車を買うとか、家を買うとか、結婚するとかは避けたい。ただし、例外もあるので、全てではなく、一般論としてではあるが。


また、商売や事業、投機投資などで、お金儲けを意図して新規に始めたものは当てが外れると言われている。


しかし夢の中でも記憶は残るから、勉強や趣味や習い事を始めるとか、資格を取るとか、旅行したりは大いに結構。自分の眠っていた才能が発揮されやすい時でもある。


資格でも乗り物の運転免許はやめたほうが無難。特に商売で使う場合は避けたい。
取ってしまった人は、免許の更新まで、安全運転を心がけ、注意深く運転してください。

縁が薄いといえば、人間関係も天中殺中に知り合った人とは長続きしない傾向がある。恋愛しても、結婚まで漕ぎつけるのは難しいかもしれない。


天中殺は不運の時と誤解されているが、決して不運の時ではない。仕事など、新しいことを始めるのに向いていない時で、運勢の休業状態。自己に投資し、自己を高めたり、充電するのに最適なときである。何か悪いことが起こるのではないから、いつもと同じ生活をしていればほとんど影響ない。


むしろ精神が不安定になり、自我が強まったり、欲望が強まったり、イライラしたりするので、自ら禍を招いてしまうということだろう。つまり自己のマイナス面がいやおうなく露呈してしまう時なのかもしれない。


天中殺の上手な乗り切り方は、自我を抑え、欲を捨て、奉仕の精神で、万事受身で過ごすことである。

子丑天中殺の人は、来年の節分で天中殺が終わる。来年からは寅卯天中殺が始まる。
天中殺は生まれ日で決まる。寅年だから、卯年だから寅卯天中殺ではないので注意。


* いつもブログを見てくださる方、先着30名様まで、無料であなたが何天中殺なのかをお教えいたします。(鑑定ではありませんのでご注意ください。)
* プロフィールのanju8をクリックして自己紹介の『安寿の小部屋』をクリックして、私のホームページに飛んでください。メニューページの『お問い合わせ』で生年月日をメールしてください。折り返し天中殺をお知らせいたします。


北千住の占い師  安 寿