安寿の小径

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どこに向かう?日本危うし

東京は今日も200人超えのコロナ感染者が出たのに、小池都知事は、外出を控えて下さいと言うだけで、感染拡大防止の具体的な対策を何かやっているのでしょうか?

検査数を多くしていると言ってますが、欧米諸国と比べたら問題にならないくらい少ないし、お隣の韓国と比べても、圧倒的にお粗末です。

 

感染拡大を防ぎ、しかも経済活動を止めないためには、PCR検査を徹底して行い、無症状の感染者をいち早く見つけ出し、非感染者と接触しない措置をとるのが有効であるという事で、世界中がPCR検査に力を注いでいるのに、そして実際、検査を徹底して行ったニューヨークなどでは、驚くほど感染者数が減ってきているのに、日本はなぜこれほどお粗末なのでしょうか?

 

ネットの情報によると、30歳の足立区の女性が7月5日にのどの痛みを覚え、9日に嗅覚の異常を感じて保健所にPCR検査の問い合わせをしたのですが、発熱がないこと、海外渡航歴がない事から検査対象にはならないと言われたのだそうです。症状が続いたため、区内の内科医院に相談し、その病院と保健所が話し合ってやっと検査を受けられることになり、陽性の結果が出たのが15日です。

10日もかかっているのです。

さらに、軽症者用のホテルの空きがなくて、空きが出るまで60代のご両親と実家で過ごしたそうです。

彼女と一緒に食事をした数人の方々、いわゆる濃厚接触者も、熱などの症状が出ていないからPCR検査を受けられなかったとのこと。

ご両親は17日にPCR検査を受けられ、幸いお二人とも陰性だったそうですが、なんともひどい対応です。

 

せめて疑わしいと思った人が速やかにPCR検査を受けられるようにしていただきたいものです。

 

日本のコロナの問題は今年1月末あたりから起こってきていて、すでに半年以上過ぎているのに、第一波の時と検査体制があまり変わっているようには感じられません。前述の足立区の女性も、保健所に連絡するのに10回以上電話したと言います。

 

しかも第一波の時は緊急事態宣言を出して、感染状況は一時的によくなりましたが、緊急事態宣言解除後、またジワジワと感染拡大が始まり今や誰の目にもはっきりと第二波が始まっています。

 

緊急事態宣言でストップした経済活動の痛手を政府が十分手当てしていないため、第二派が始まっているのに、皆やむを得ず経済活動を続けざるを得ない状態になっています。

だからコロナの危険は皆無ではなくとも、みんなが少しは安心して旅行したり、会食したり、コンサートに行けるように、せめてPCR検査を徹底してもらいたいのです。

 

みんなびくびくしながら経済活動を続けているのに、政府は感染を広げてしまう危険がある『GO TOキャンペーン』を決行しました。

地方の観光産業を活性化するためという事なのでしょうが、なぜ第二波が始まりつつあるときに?

しかも東京都民は恩恵を受けられません。

こんな時旅行に行けるのは、ある程度経済的に余裕のある人。そういう人が税金の恩恵を受けられて、アルバイトがなくて困っている学生や雇い止めにあって職を失った人、お客が減って閉店に追い込まれている個人商店、コロナの患者を受け入れれば受け入れるほど赤字になる病院、ボーナスカットや減額になったそこで働く医療関係の人たち。

税金の使い方が何かおかしいです。必要なところに使われず、公平感もありません。

 

しかもまた、安倍のマスクが8000万枚、介護施設や保育施設などに配られようとしています。

今は医療用のマスクも出回っており、ほとんど効果が期待できない安倍のマスクなど、どこも欲しがっていません。

それにまた何百億円の税金が使われるのですか?

 

森友、家計学園の問題から始まって、桜を見る会、安倍のマスクの発注先、持続化給付金の委託先の疑惑、ちょっと見ただけで疑惑だらけの安倍内閣、昔だったらこの中の一つでも内閣は総辞職したんじゃなかったかしら?

このほかにも甘利さんの収賄問題、官僚のセクハラ問題など、結果はどうなったのでしょうか?

みんな訳の分からないうちにうやむやに終わってしまった気がするのは、私の頭がぼけたせいでしょうか?

 

黒い水面に黒い泡が浮かんでは消える、真夏の怪談より不気味なこの国の有り様。

 

PCR検査が欧米並みに実施できないのは、日本にその技術力がないからなのでしょうか?

ネットの噂によると、厚生労働省の高級官僚やそしてその官僚と結びついた、とても科学者とは思えないような医者が権力に物を言わせてPCR検査拡充に待ったをかけているのだそうです。

その理由1、病院が崩壊する

理由2、陰性の人を誤って陽性とした場合の人権問題に対する配慮

「えぇー!なにそれ!本当?」な理由ですよね。

病院の崩壊を防ぐためにも、PCR検査の徹底は必要でしょうし、崩壊させない方策を政府が示すべきでしょう。

また、日本より人権に敏感な国々でも、リスクは承知のうえで、PCR検査をやっているというのに、理由になっていません。

 

ある方に言わせると『日本の公衆衛生体制は、戦前の衛生警察、伝染病研究所、陸軍防疫部隊などに由来し、強大な権限を有する、閉鎖的で独善的な体質』なのだそうです。それが本当と思いたくないですが、いまだにこの程度の検査力では、そうなのかしらと考えてしまいます。

 

国民の税金を私利私欲につぎ込み、国民が喜ばないような訳の分からない政策?に気前よくざぶざぶ税金を使い、借金をどんどん増やしている戦後最悪の安倍内閣

大雨による河川の氾濫、洪水、大阪や高知など、全国的な感染者拡大で国民が苦しんでいるさなか、自分たちだけボーナスをもらって国会は休み?

なんて国だ!

 

マスコミも牙を抜かれて、恐れをなし、様々な問題が起こってもあまり突っ込まないし、追求しないように見えるのは残念です。

誰がこんな政治にストップをかけ、新しい日本に生まれ変わらせるのですかね?

そう、私たち日本国民しかいません。

もういい加減こんな日本を変えないと、この先日本国民はコロナに打ちのめされ、自然災害に打ちのめされ、国の借金に首を絞められ、とんでもない事になってしまいそうです。

 

7月2日の流れ星の爆発が、コロナの感染拡大などの不吉な警告となりませんように、祈るばかりです。

 

 

 

              北千住のスピリチュアルな占い師    安 寿