安寿の小径

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なぜ今、GO TO トラベルキャンペーン?

7月2日の流れ星の警告通りか、感染者数が増え続け、とうとう東京は今日、感染者数293人になってしまいました。

小池都知事は、検査数が増えているから感染者数も増えていると説明していますが、何かおかしい説明です。

なぜなら感染者が少なければ、いくら検査数を増やしても感染者数はある一定の割合以上増えないはずです。

検査すればするほど増えるというのは、それだけ感染者がいるという事にほかなりません。

 

現在は、発熱などの症状がない場合や、陰性を証明するためのPCR検査を受けることはできません。

症状がなくても感染している人がいるというのに、また感染経路不明の陽性の人も増えているのに、陽性の人と接触をしたというような理由がなければ、PCR検査は受けられないのです。

そんな今、大阪でも埼玉や神奈川、兵庫や京都でも感染者数が増えているのに、東京都だけを除外して、国は『GO TO トラベル』キャンペーンを強行しようとしています。

 

安倍のマスクの時も、国民のためなんかじゃなく、自身のパフォーマンスのために260億円の血税を使い、今度も危険を顧みず、旅行業界のためという名目で、血税を注ぎ込もうというのです。

 

西村大臣は、「旅行関連会社や宿泊施設に感染対策を徹底し、義務付けたうえで、実施する」と言っていますが、そもそも完璧な感染対策なんてできないのがこのウイルスの怖さでしょう。

もしキャンペーン中に感染者が増えたら、政府は「対策を怠った」と旅行会社や宿泊施設のせいにするつもりですかね。

 

『GO TO トラベル』キャンペーンをやるなら、まず徹底したPCR検査を実施して下さい。検査を受けて陰性なら、東京都民だって安心して旅行できるはずですから。

旅行する人、受け入れる人、どこの地域の人でも、みんなPCR検査を受けて安心して旅行できるようにして下さい。

そんな方策も取らないで、東京都だけを排除したり、『GO TO トラベル』キャンペーンを実施して人々の移動を促したりするのは納得がいきません。

 

困っているのは旅行業界だけではありません。

今の政府は、税金の使い方を間違っています。

今真っ先に税金を注ぎ込まなければいけないのは、コロナ患者を多く受け入れたため、赤字で経営危機に陥っている全国の病院と、そこで働く医療スタッフの皆さんでしょう。

命を懸けて働いてきたのに、いきなりボーナスカットや減額で、多くの看護師さんが辞めそうになっている病院があります。

 

国会議員の皆さんは、高額のボーナスをもらったとか。

こんな訳の分からない政治をやってるのに、なんで?

 

コロナ感染の第2波が始まってるのに、政府の方々、危機感がなさすぎですよ。

第2波の大波を目前に次々病院が破産して、あるいは病院スタッフが激減して、医療崩壊が起きたらどうするのでしょう?

経済ももちろん大事ですけど、今は国民の命と健康を守る事こそ最優先にすべき時でしょう。

国民が安心して暮らしていけるようになれば、経済も回復していくのですから。

 

軽症だと言われたコロナ感染者の若い方が陰性になって3か月も経つのに、まだ運動したときや夜寝るとき、呼吸が苦しくなったり、だるかったり、コロナの後遺症で苦しんでいます。

コロナの後遺症で悩む人は日本に限らず、世界中にたくさんいるのだそうです。

本当に怖いです。

 

『GO TO トラベル』キャンペーンで日本中にコロナが拡散したら、だれが責任を取るんでしょう。

人の命や健康の責任なんか誰も取れやしません。

苦しむのはコロナにかかった本人だし、国民なんですから、本当に慎重に行動すべき時だと思います。

第2波はもう始まっているのですから、大きな波は阻止しないと。

 

 

 

              北千住のスピリチュアルな占い師    安 寿