安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

舛添さんの宿命について

梅雨も後半に入り蒸し暑さが増してきましたが、皆様お元気でしょうか。


年を取って一番いい事は何だろうと考えていて、自由になった事だと思いました。
まず仕事や子育てから解放されたこともありますが、精神的にとても自由になった気がします。
一言で言えば、ズーズーしくなったのですね。


若い頃だったらとても恥ずかしかったことが、今はあまり気にならなくなりました。
だから知らない方にも平気で話しかけられますし、誰とでもお話しできるようになりました。
昔は電車で席を譲るにもドキドキしたものですが、ちょっと離れた所にいる方にも、「奥さん、こちら空いてますからどうぞ」なんて、平気で言えるようになりました。


年を取って思い込みが激しくなり、自分が勘違いしているのに相手が間違っていると主張して、自分の誤りに気付くという失敗がけっこう増えてきました。
恥ずかしい事ですが、そんな時も相手に対してとても素直に、心から謝れるようにもなりました。
年を取ってズーズーしくなったおかげで、私は生きるのがとても楽になり、人生が楽しくなったような気がしています。


でも、このズーズーしい私でも、自分が何かズルイ事をして、それが人にバレた時の恥ずかしさだけは昔と変わりません。
誰もが「合わせる顔が無い」とか「穴があったら入りたい」心境になるのではないでしょうか。


その点、舛添都知事、ほんとによく頑張っていますね。
「汗顔の至りです」と言いながら、まだ知事の椅子にしがみつこうとしています。
いったいどんな人なのか、1948年11月29日生まれの舛添さんの宿命を出してみました。


同じ年月日に生まれた方が、みんな同じ性質ではありませんが、料理で言えば、材料が同じという事でしょうか。
その材料を使って出来上がった料理、つまり人それぞれの人生は、一人一人全く違うものになりますので、誤解なさいませんように。


ナント、私は舛添さんと同じ年なのですよ。
一般的に七赤金星の人は個人主義的だと言われており、それが高じるとエゴイストになりやすいと言われています。
ホント、私もその傾向があるので、十分注意しなければなりません。


舛添さんの宿命の星の特色は、財星が多すぎるという事。
財星は男性の場合、妻や愛人の星でもありますから、舛添さんが何度も結婚したのもうなづけます。
つまり非常にお金と不動産と女性に縁のある方だという事です。
その縁をいいものにするか、悪いものにするかは本人次第。
縁があるのだから、放っておいても周りに集まるのです。
それで失敗もするし、成功もするのです。


失敗の原因はお金や不動産や女性に執着すること。
成功するには、お金や不動産や女性を大切にし、それに奉仕すること、つまりそれに関した仕事をして、世の中に奉仕する事です。


だから、こういう男性は商売に向いています。
勤めるなら銀行、不動産会社、商売なら不動産や女性に関係した商売をするといいのです。
不動産屋とか女性衣料の店とか、美容室とか。


またこの宿命の人は、真面目に勉強しなくても、そこそこの成績が取れるほどの頭脳に恵まれています。
東大に入ったというのもうなづけます。


政治家には向きません。
仲間づくりの星もないし、目上運もないし、人づきあいが非常に打算的になる傾向があるので、そうなると中、長期的に見て、人がついてこなくなるでしょう。


この人の小さい時からの運勢を鑑ていきますと、人生の立ち上がりからとても厳しい試練が待ち受けていたようです。
これが何の問題もない、円満な家庭に育だったとすれば、本人が何か問題を起こして自ら波乱を呼び込んでもおかしくないような、人生の激流です。


この幼少期にどんな教育を受け、何を経験したかで、同じ生年月日の人でもその後の人生がガラリと違って来るのです。


占いでは、幼い頃に激流を潜り抜けた人は、その後とても善い人になる場合が多いとされています。
財星は愛情、奉仕の星でもありますから、彼だってたっぷり愛情や奉仕の精神はあったはずなのです。
しかし、同じ愛情と奉仕の星が、『陰転』といって悪い面を発揮すると、非常に自己中心的で、物欲の強い人になってしまいます。
財星は基本的に欲の星ですから、『陽転』(善い面を発揮する)させるには高尚な精神じゃないと難しいのです。


彼のお金の使い方には凶神が付いており、エゴを抑えないと、自分のためにはお金を惜しまないが、人にはドケチという事になります。
必要以上に財を溜めすぎると、戊(山)日生まれの人は運を落とします。


自分のお金なら、それはその人の生き方ですから構いませんが、国民や都民の財産ですからね。
それを私的に流用したことは誰が見ても明白であり、たとえ法的には問題がなくとも、道義的に許されるものではありません。


女性問題で辞職した政治家もいるのですから、甘利さんも、舛添さんも道義的責任を軽視してもらっては困ります。


舛添さんが自分の宿命の星の良さをフルに発揮して、情報を収集し、分析し、明晰な頭脳で都政から無駄を省き、都政を整理整頓し、保育所建設など、女性が喜ぶ施策をどんどん実行し、ドケチぶりを都の財政に生かしてくれれば、都民も大喜びしたでしょうに。
女性票がわっと集まったでしょうね。


彼の最後の武器は口先です。
言い逃れしようと、驚くほどしつこくねばる可能性があります。
彼は、名を捨てても実にしがみつきそうですね。
さっさと潔く辞職してもらいたいものです。


今年は丙申の年。
舛添さんは戊子の年、癸亥の月、戊午日の生まれ。
戊の人の財星は水。
財星が多い彼の宿命はただでさえ水が多く、お金がたまり過ぎると戊(山を意味する)である自分が山崩れを起こすのです。
今年は彼の生まれ年子と申が合わさり、水が勢いを増し、山である戊が山崩れを起こします。つまり、本人が病気になるか地位を失うかの変化運です。
来月7月が正念場ですね。
ちなみに乙武さんも戊子の日の生まれ。水の多い宿命です。




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