安寿の小径

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選挙で自分の意思を世の中に反映しよう!

舛添さんがボーナス、退職金をもらって、辞職しましたね。
最後まで、自分を選んでくれた都民、支えてくれた都の職員たちへのお詫びの言葉、感謝の言葉はありませんでした。
国に先行して都民の福祉に力を入れてくれた美濃部都知事の時は大勢の人に見送られ、紙ふぶきでにぎやかな退任でしたけれど、舛添さんは終始怒ったような表情で、幹部職員たった8人の見送りでした。


まったく、彼の宿命の星の『陰転』現象そのままです。
つまり、人づきあいがきわめて打算的で、自分の利益にならないとなれば、手のひらを返すように、相手を切り捨てるような態度に出る感じです。
普通の大人としての儀礼的な態度さえとることができない人でしたね。


こういう態度をとってしまうと、長い目で見て、自分を支えてくれる人たちがいなくなりますから、運の下がった時には大変です。
逆に言うと、自分の周りから人が離れていくときは、運が下がって来た時ともいえます。
いつも周囲に人が集まっている人は、運が下がっても心配ないという事です。


舛添さん、70歳過ぎからご注意ください。


神様は、罪を犯した人に罰を与えるのではありません。
苦労をしなければ、自分の傲慢さや未熟さに気付かないから、試練を与えるのです。
この世にいる間に自分の罪に気付き、償った方が、あの世に行って後悔するより辛くないのです。
あの世では後悔しても、それを現世でのようにすぐに償う事が出来ないので、ずうっと長く苦しまなくてはなりません。


舛添さんはもともと優秀な人なのですから、宿命の星を『陽転』させ、愛と奉仕に目覚めれば、晩年は社会奉仕活動に活路を見出していけるでしょう。


都民も、この度の舛添さんの事から学ばなくてはなりませんね。
政治資金の使途について、東京都や自治体のお金の使い方について、もっと関心を持たなければならないのはもちろんですが、これを機に、厳しく監視する第三者機関を作るべきですね。


都民の厳しい批判の効果は早々表れて、都議たちのオリンピック視察が取りやめになりよかったです。
そもそも実務者でもない27人もの議員が、なぜぞろぞろいかなければならないんでしょうか。
行く事によって、どれだけのプラスがあるのでしょうか、はなはだ疑問です。
行くなら、オリンピック担当の実務的責任者の数人でいいでしょうし、議員は、その人たちから報告を受ければいいのです。
昔から議員等の不必要な『視察旅行』が問題になっていたのに、もういい加減お仕舞にしてほしいものです。


今度こそは、美濃部都知事のように、国に先行して、都民の福祉に力を入れてくれる都知事を選びたいと思います。
東京都は自治体なので、経済政策といっても限界があるでしょうが、財政の無駄を減らして、地場産業を応援し、福祉に力を入れてくれれば、都民も安心してお金が使えるようになり、景気が良くなるとまでは行かなくとも、少しはお金が廻るのじゃないかと思うのです。


ともかく、都民の立場に立ってくれる人を選ぼうと思います。


今年は若者を象徴する星が社会活動運に回座しています。
そのせいか選挙権が18歳からになりました。
若者にも大いに期待ができます。


都知事選の前に、参院選も有ります。
せっかく手にした権利を捨てないで、自分の将来の生活を誰に託すのか、しっかり見極めて投票しましょう。




           北千住のスピリチュアルな占い師    安 寿