最近は占いを減らして、スピリチュアル・カウンセリングにシフトしている。
占いとスピリチュアル・カウンセリングの大きな違いは、占いは現世利益を願うもの、スピリチュアル・カウンセリングはこの世でいかに魂を磨き、霊的に向上するかを目指している。だから、今ある問題の原因を、自分の外側に求めるか、自分の内側に求めるかという点がまず大きく違う。
たとえば離婚したという事実があったら、占いだと相性が悪い、離婚しやすい宿命だ、イコールあなたのせいじゃないとなる。
スピリチュアル・カウンセリングだと、あなたの結婚観に問題があった。あなたの相手を選ぶ選び方に問題があった。あなたと相手の双方、もしくは片方により多く努力が足りない点があった。そしてその経験から、あなたは学びなさい。人生上の経験は、すべて魂の学びですとなる。
だからお客さんによってはスピリチュアル・カウンセリングは嫌われる。占いでいいですとなる。
それでも私は占いにスピリチュアル・カウンセリングをドンドン取り入れている。自分を客観的に見て、自分の姿に気づき、少しでも人間的に向上して欲しいから。苦しいけれど、真に安定した自分を作り出すには、そうするしかないから。
風水でちょこっと何かを変えたり、吉方へ行ったりすることで、対処療法的によい状況が生まれるとしても、事前に禍をさけ、私利私欲で生きたのでは、魂が磨かれず、現世的な欲に振り回され、不安や心配、失望落胆と縁が切れず、真の心の安らぎは得られない。
愛し愛される人間関係を作り、奉仕して人に喜ばれる幸せを味わい、足ることを知って、不平不満から開放される、利他的な生き方、これが本当の心の安定、幸せに繋がると思う。
それにはやっぱり辛口でも、スピリチュアルな観点からのアドヴァイスが必要だと思っている。
北千住の頑固でスピリチュアルな占師 安 寿
