安寿の小径

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4月生まれの二つの新党を占う

この4月に新党が二つ生まれた。
4月10日に『立ち上がれ日本』(平沼赳夫代表)、4月23日に『新党改革』(舛添要一代表)の二つである。


その運勢と、特徴を占ってみた。


まず『立ち上がれ日本』であるが、一言で言うと、『船頭多くして、船、山に登る』感じ。


改革しようとする気持ちは強いが、頑固者が揃っていて、なかなかまとまらず、物事が進まないので、結局、上手く改革できない。年齢や考え方など、同じような人ばかりが揃っているのではないか。
また現実的ではあるが、アピールが下手で、人が付いて行かない。特に若い人に人気がない。


党の代表の平沼さんを見ても、活動が地味で人をひきつける力が弱い。そういう意味では与謝野さんのほうが目立つしアピールするけれど、代表になるには今年の運勢が悪い。


それでは『新党改革』はどうかと言うと、ここは評論家、理論家が揃っていて、アピール上手。しかし言っている言葉の割には行動力がイマイチ。『頭でっかち』という感じ。現実離れしていて、人気も一時的なもので、継続は難しい。また持ち駒も少ない。


代表の舛添さんを占ってみると、人をひきつける力、政治力、ファイトはあるのだが、逃げ上手で変わり身の早さから、下手をすると、自己中心的で、非常に打算的な人に見られてしまう。また、人の好き嫌いもけっこうありそうだ。

二つの党は、生まれ日が違うだけで、生まれた年と月が同じだから、特徴は大きく違うが、それぞれの運勢が立ち上がるまでの数年間は、かなり似た運勢の下にあると考えられる。


今、この二つの党は新しい気概を持って船出したわけだが、海はおおしけで転覆の危険さえ有る、非常に厳しい船出といえる。


転覆しないためには両党とも信用第一で国民の信頼を勝ち得ること。国民の信頼を裏切らないことである。


だが、占いでは、信、義、礼、知、仁の五徳があるが、この内「信徳」を得るのが一番難しいのだ。なぜなら、義徳、礼徳、知徳,仁徳の四つの徳を積んでこそ、初めて信徳が備わるからだ。最低でも十年はかかるといわれている。


両党とも、それまで頑張れるだろうか。私たちは見ている。


国民生活は苦しく、政治家を見る目も厳しい。党利党略、私利私欲は通用しない。
この厳しさは、わたしたち国民一人ひとりが真剣に政治を考え、真に国民のためを考える政党や政治家を取捨選択していくチャンスの時でもあるのだ。


国民は弱者に優しい政治、国民生活を守ってくれる政治を望んでいるのだから、それに応えてくれなければ、政治家や政党に明日はないのだ。


両新党は国民の暮らしに正面から向き合って、将来の国民生活安定のためしっかり頑張って欲しいものだ。


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