算命学では現実・肉体・有形のものを見る陰占と、精神、魂・無形のものを見る陽占と、その両方を見て運勢を占う。
基本的にいい宿命、悪い宿命というのは無いが、自分の願う生き方がなかなか出来ない場合、運命や宿命の改良方法をアドヴァイスすることになる。
運命や宿命の改良方法は、主に陽占を使う。現実や肉体は変えるのが難しいので、精神や魂のほうを変えるというわけだ。
例えば、よく「いつ、結婚できますか？」と聞かれるが、なかなか結婚できないという人は、いくつか特徴が有る。
① 親元にいて、なおかつ生活全般、どっぷりと面倒を見てもらっているタイプ。
結婚したいといいながら、それに伴う面倒や苦労はしたくないと無意識に思っている人。だからどこかで本気になれない。
② 次から次に恋はするのだが、すぐ冷めてしまうとか、本人の性格に問題が有る人。
③ 宿命的に結婚しにくい人（＊結婚できないという宿命はない）
①と②の人は、本人にその原因を自覚してもらうと同時に、多くの場合、陽占の結婚の場所にある星が機能していない場合が多いので、その星を機能させる方法をアドヴァイスさせていただき、運命を改良して行く。
そして③の人には宿命の改良方法をアドヴァイスさせていただく。
「わたしって、もしかしたら③の結婚しにくい人に入っているんじゃないかしら」と怯える必要はない。
そういう人は元来あまり結婚したいとは思わないものだから。
周りのムードや親に言われてその気になっても、長続きしなかったり、恋愛はしてもいざ結婚となると一歩踏み出せなかったり、なんとなく自分の宿命を自覚している場合が多い。
（＊そういう宿命の人は、特別なお役目を背負って生まれてきたとか、過去世で何度も結婚しているので、今生では別の生き方をしようとプログラミングしてきているとか、何か理由が有るようだ）
また宿命に問題があっても、本気で結婚したければ結婚できるのだから、ご心配には及ばない。
まずは、本気で結婚したいという想念を持つことが大事だ。
運命はもちろん、自分の選択によって変わっていくもの。だから同じ生年月日でも、一人として同じ運命の人はいない。
国だとか、男女の性別だとか、生まれた場所や時代だとか、本来変えられないと言われている宿命だが、運命学では、ある程度宿命を改良する事ができる。
もっとも今の時代、運命学では変えられないとされていた、現実・肉体・有形の陰占の宿命部分である容姿や性別、国籍などが変えられるようになっちゃたけどね。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿
