長らくご無沙汰いたしました。
実は息子のお嫁さんの具合が悪くなり、息子が一人で5歳と7歳の娘たちの面倒を見なければならなくなり、ばぁちゃんの出番だと、北海道にはせ参じたのです。
右も左も分からない土地での生活、駅前にまあまあの大きさのスーパーが一軒あるきり。
駅までは15分以上かかるので、重いものは車で息子に買いに行ってもらいましたが、それでも毎日の生活に必要な果物や野菜、牛乳など、必要最低限と思っても、結構な重さになります。買い物の帰り道は、「筋トレ、筋トレ」と、胸の中で繰り返して頑張りました。
その往復の道では、車にたまに会うくらいで、ほとんど人に会う事はありません。
高級住宅街ではないそうですが、道の両側には百坪以上の豪邸が立ち並んでいます。
大きな山小屋風のお家だったり、教会かと思うくらいとんがった屋根のお家があったり、見て歩くだけでも楽しいのです。広いお庭には、それぞれ様々な木が植わり、花が咲いています。
住宅地の中には大きな公園があちこちにあって、さながら住宅は木に囲まれている感じです。
駅前に続く大通りの片側はうっそうとした森が続いています。
だから、空気が澄んでいます。
私が行ったのは10月の後半でしたが、気温は東京の冬くらい。ダウンを着ましたので、そう寒い感じはありませんでした。
噂通り、室内は温かく、トイレにも暖房が入っていて、その温かさが嬉しいのです。
北海道にいる間は、寒さ知らずでした。
朝4時半に起きて洗濯物を干し(室内干し)歯を磨いたり、顔を洗ったり、身づくろいして、6時半までに朝食を準備します。夕食は6時までに準備します。
それまで夜更かしだったのですが、不思議と早寝早起きが苦ではありませんでした。
買い物に行っても、午前中にほとんどの家事が終ってしまいます。
午後の時間が自分のためにフルに遣えて、嬉しい事でした。
息子の家はテレビも新聞もないので、買い物に行くのが唯一の気晴らし、後はラジオやCDを聞きながら、掃除したり、体操したり、本を読んだりと本当に何年振りかで時間に追われる生活から解放され、料理を作るのも苦ではなくなりました。
大変だろうと予想していた田舎暮らし、私は結構楽しめました。
孫のお相手は大変な面もありましたが、可愛いし、面白いです。
作った料理をおいしいと食べてくれる人がいる幸せ。
「情けは人の為ならず」で、助けに行ったつもりでしたが、良いリフレッシュになりました。
ただ、飛行機の手配だけは私がスマホでできないので、息子に頼りました。
北千住から羽田までのリムジンバスはスイカで乗れたのですが、羽田から北千住に帰るリムジンバスの切符は自分で買わなければならず、ちょっとしたことを見落として、なかなか買えず、分からないのでそこに備え付けの電話機を手に取ったのですが、繋がらず、焦る私の後ろに長い列ができ、ご迷惑をおかけしました。
結局、後に並んだ外国人の女性が教えてくれたので、何とか買う事が出来ました。
何年か前は、リムジンバスの切符を買う所に係の人がいて、何の問題もなく買えていたのに、知らぬ間にカード難民の年寄りを置き去りにして、世の中はさらに進んでいってしまい、年寄りはいろいろな点で、暮らしづらくなっています。
私が北海道に行った時、東京は、まだ半そでが活躍していましたが、帰ってきたら急に冬になっていて、慌てて扇風機を仕舞い、ガスストーブを出しました。
冬支度が忙しく、孫を恋しがっていられませんが、さすがに北海道の冬の寒さは経験がないので、当分行かれません。
滑って転んで骨折したら、私が息子のお荷物になってしまいますから。
雪解けの季節が、今から待ち遠しいばぁちゃんです。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿