長崎県の主催する平和祈念式典に、米英の大使、仏独カナダ各大使が欠席、EU各国は大使ではなく公司や総領事が出席とのこと。
理由は長崎市長がイスラエルを招待しなかったからだといいます。
「イスラエルを招待しないことは、イスラエルをロシアやベラルーシと同列に置くことになり、このような事態は不幸で、誤解を招く」というのが欠席理由だそうです。
私の眼から見たら、イスラエルはロシアと同列です。いやそれ以上かもしれません。
「祈りの場が政治利用された」という人もいますが、政治利用しているのは、明らかに米英、独仏カナダ、欧州連合です。
松井広島市長はイスラエルを招待し、パレスチナを招待せず。(国家として承認されていないという理由)市民のデモを怖れて市民を平和公園から締め出しました。
市長さんは、イスラエルのパレスチナ攻撃を英米のように「自衛のため」と正当化しているのでしょうか?
あるいは、欧米の顔色を窺って面倒は避けたのでしょうか?
長崎市の鈴木市長は抗議活動など「不測の事態が起こるリスクがある」との理由で、イスラエルを招待しませんでした。パレスチナは招待しています。
本当にその理由だったのでしょうか?
イスラエルに対する精いっぱいの抗議だったのでしょうか?
そうであってほしいし、本当にそうなら、はっきりそうだと市長が表明できる国であってほしいです。
日本政府はずるく、こういうときだけ地方自治を尊重し、援護射撃をしません。
国にせよ、地方自治体にせよ、政治の責任者たるもの、是は是、非は非とはっきりと言える人や国であってほしいです。
このままの日本だったら、日本はアメリカのイエスマンだと、世界から信頼されなくなるでしょう。
大体、米英の代表者は、何のために平和祈念式典に参加するのでしょうか?
「招待されたから参加してあげている」のですか?
原爆を落とした国とその国の側に立った国は、非人道的な行為を犠牲者に詫びて、二度とこのような過ちは犯さないことを、被爆者と犠牲者の前で誓うために自ら望んで式典に参加していたのではないのでしょうか?
平和への祈りの場に加害者の自覚のないは加害者は来ないでほしいです。
本気で平和を祈る気持ちのない人に参加してもらいたくないです。
犠牲者の方々だって、そんな人たちに祈ってほしいとは思わないでしょう。
真に世界の平和を祈りたい国の代表者だけご出席願いましょう。
式典の主催者に、自分たちの考えを押し付ける傲慢な先進国のお偉いさんなど来なくてもいいじゃないですか。
そしてこの平和の祈り祭典を世界中に配信して、平和を愛する世界中の人々と一緒に祈れたらすごい平和エネルギーになると思います。
平和の祈りのエネルギーはきっと地球の全体の波動を平和の方へ整えていくにちがいありません。
10日もイスラエル軍はガザ市で住民の避難先になっていた学校を空爆し、およそ100人超の死者が出たそうです。
連日の空爆、4万人に迫る子供や民間人の死者たち。これが虐殺でなくて『自衛行為』にみえるなら、イスラエルを擁護する人たちもイスラエルと同列です。
一日も早く、世界が平和になりますように!
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿