その日はジムも休みで、午前中自彊術体操に行って体をほぐし、午後はお客様、いつもより運動量の少ない日でした。
それなのに夕方6時頃、夕食の準備の最中、急に右足首の前部が痛いと感じました。
それから急に痛みが強まり、7時頃には部屋の中を歩くのがやっとで、10時頃には足首はもちろん甲から指の方まで腫れてきました。
保冷材で冷やしたり、ヒーリングしながらいろいろ考えて見たのですが、痛くなるような原因が全く思い浮かばないのです。
高齢者によくある「疲労骨折」なのかと心配になりました。
幸いな事に翌朝は腫れも少し引いて、何とか歩けるようになりましたので、病院へ行き、レントゲンを撮ってもらいました。
「何かで使いすぎたのでしょう。骨に異常はありませんが、水が溜まっています。抜くほどではないので、このまま様子を見ましょう。」という事で、ひとまず安心。
運動のし過ぎで腕や足や腰を痛めた人を数人知っていますので、ジムでは決して無理をしないように、週に2・3回程度の軽めの運動しかしませんし、とにかく今の体力が維持できる程度の運動を心がけてきました。
買い物の時、重いリュックを背負うのがいけないのかしらとかいろいろ考えますが、すっきりしません。
普段通りの日常生活の中で、いつの間にか背骨が疲労骨折していた知人もいます。
何十年も使ってきた体はいくら気を付けてメンテナンスしても排除しきれない疲れや老廃物や毒素が溜まります。
そしてある日突然それが表面化する、それが老化なのでしょう。
努力しても無駄だと気楽に過ごす方もいらっしゃるでしょう。
でも私はやっぱり、神様からお借りしている身体を大切にしたいと思います。
結果はどうあれ、出来るだけのメンテナンスはしていきたいのです。
努力してもダメになる時は必ず来ますが、努力すれば後悔はありません。
すっぱりと諦めて、その状況を受け入れようと思います。
だから毎日朝から忙しいのです。
まず、ドライアイのケアをしてから洗顔です。
眼球の表面に油を出す、瞼の裏側にあるマイボーム腺が細くなってしまって詰り気味なので、それを温め、目にしみない石鹸でまつ毛の生えているあたりを丁寧に洗います。
温め専用の小豆の入った袋をレンチンして目の上にのせ、仰向けに寝ていなければならない時間を活用して、内臓下垂矯正、インナーマッスルを鍛える運動をやります。
約5分くらいなのですが、かなりきつい運動です。
70歳を過ぎたころから胃腸の調子がすごく悪くなり、物を食べると常に胃もたれし、便秘でもないのにお腹が常に張っていて、いつも排便したいような感じで、ガスも頻繁に出るようになりました。
太ったわけでもないのに、ちょっときついズボンや下着が、とても苦しいのです。
下半身が重くて、歩くのもしんどい時もありました。
もちろん胃カメラ、大腸のカメラ、超音波などいろいろ検査もし、過敏性大腸症候群という病名を頂き、薬もいろいろ試しましたが、どれもあまりすっきりしませんでした。
お医者様に愚痴ると、「それなら内臓下垂かもしれないね。」と言われ、ピンとくるものがありましたので、ネットで調べ、内臓下垂を改善するインナーマッスルを鍛える運動を始めたのです。
それからまだ1ヶ月くらいですが、苦しさがだいぶ軽減してきて、希望が出てきたところです。
2017年5月、ジムに入った時の筋肉量は20.5㎏、体脂肪率35.1でした。
先月の筋肉量20.4㎏、体脂肪率は33.5で、体重は2㎏減りましたが、5年間の努力の結果はこんなものでした。
しかしインナーマッスル体操をたった5分1ヶ月間毎日続けただけで、今月の測定で筋肉量が21.1㎏に増え、体脂肪率が32.3に減ったのです。ちなみに体重は先月より0.6㎏増えているのです。
やったー!て感じです。
筋肉量は5年間で変わらず、体脂肪率は5年間で1.6の低下ですから、1ヶ月で筋肉量0.7㎏増加、体脂肪率0.8の低下はすごいでしょう。これからが楽しみ!頑張ります!
モートン病も治ったわけではないので、足指のマッサージや運動も欠かせません。
肩こり腰痛防止のストレッチやテニスボールを使ったマッサージに大体1時間、歯みがきにも20分近く時間がかかります。
眼科、皮膚科、歯科、内科の受診も最低月1回ほどあります。
本当に、身体のメンテナンスだけで、こんなに労力と時間がかかるなんて、若い頃は思っていませんでした。
なにも仕事をしていない老いた母がよく忙しいと言っていたのを思い出します。
自由気ままに見える老人の生活もそれなりに多忙で大変な面もありますが、日々自分の足で動け、自分で食べることができ、音楽を楽しんだり、友人たちとの会食やおしゃべりを楽しんだりできることに感謝し、今日も頑張っています。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿