安寿の小径

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やったね!沖縄!

安倍元総理の国葬問題、統一教会との癒着解明問題で、政府与党自民党の国民を馬鹿にした姿勢、腐敗ぶり、倫理観の欠如が連日次々と明らかになり、胸のむかつきが止まらない毎日ですが、沖縄知事選で玉城氏が再選され、久しぶりに溜飲が下がりました。

 

でも松野官房長官は選挙結果の出た翌日、早速「辺野古移設が唯一の解決策だ」と繰り返し、沖縄県民の『辺野古移設反対』の総意を少なくともこれで4回無視しました。

 

基地建設予定地の北側に軟弱地盤が広がり、工事費は少なく見積もっても当初予算の2.7倍になるだろうと言われ、しかも、そこに投入される土砂は、第二次世界大戦の犠牲者の遺骨が眠る、沖縄本島南部の地域から持ってこられるのだとか。

これだけを見ても、辺野古だけがどうして、「唯一の解決策」なのでしょうか?

政府がするべき努力を放棄して、沖縄に犠牲を押し付けているとしか見えません。

 

先日ウクライナの歴史に関する新聞記事を読んでいて、当時小ロシアと呼ばれていたウクライナが、実は大ロシアにとっての「国内植民地的存在だった」という事実を知りました。

大ロシアの飢饉の折にはウクライナの小麦をほとんど大ロシアに送り、ウクライナに何万という餓死者を出すなど、被差別的な扱いを受けていたそうです。

 

「国内植民地」という言葉にショックを受けました。まさに沖縄が日本の「国内植民地」ではないかと思ったからです。

 

第二次世界大戦の地上戦で多くの犠牲を払い、その後は米軍に強制的に土地を奪われ、やりたい放題に基地や軍事訓練施設を造られ、流れ弾で、交通事故で人が殺され、航空機の墜落事故、部品の落下事故、騒音、頻発するレイプ事件、最近では危険な薬剤の流失事故で地下水や河川を汚染され、今だ水道水が飲めない地域もあり、そして治外法権で、犯人は日本の司法で罰されず。

 

ちょっと考えただけでも、沖縄の人たちは戦後も、本土復帰後もあまりにもひどい扱いを受け続けています。

日本政府は今も、言う事を聞かない沖縄への予算を減らすなど、さらに犠牲を強いています。

沖縄を日本の「国内植民地」にしたままでよいはずがありません。

沖縄の植民地化は、日本政府による日本全土の植民地化を意味しています。

 

「国内植民地」を作る政府は、国民の人権を平気で無視します。

プーチンがロシアの議会制民主主義を形骸化したように、このまま国民が黙っていたら日本の民主主義も形骸化されるでしょう。

もうすでに、安倍政権になってからの日本は、露骨に民主主義が失われています。

忖度行政がはびこり、行政もゆがめられています。

モリカケサクラを見るだけでもはっきりしています。

 

私たちがここで頑張って政府の民主化を図らなければ、沖縄への基地押し付けは止められないでしょう。

 

統一教会問題で内閣総辞職衆議院を解散し総選挙で国民の信任を問うべきですが、負けると分かっている選挙、やりっこないですよね。

忘れっぽい国民が旧統一教会問題を忘れるのを、自民党議員たちはじっと待つつもりなんですかね。

そうはさせたくありません。

統一教会に汚染されていない野党は今こそ頑張ってください。

私たち国民一人一人も、政府を監視し続け、声を上げていかなければなりません。

これからの日本をよくするも悪くするも、国民の選択にかかっています。

頑張り時です。

 

 

 

              北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿