東京は梅雨入りしたとのことで、不安定な天気が続いていますが、梅雨の晴れ間を楽しもうと、先日、何年振り?という感じで、電車に乗って上野に食事に行き、ついでに浅草にも寄ってきました。
このところコロナも少し下火になったせいか、以前と変わらぬ人出で、「浅草や上野はこうでなくっちゃ!」と嬉しくなりました。
姉の誕生日でしたから、ちょっと奮発しておいしい和食を頂き、昼間からビールも飲んで、仲見世をぶらぶらして、その後はおいしいコーヒーとケーキ。
80代の姉と70代の妹、よく食べよく飲み、本当に久しぶりに、とっても幸せな一日を過ごしました。
この幸せを味わえるのも、コロナが少し落ち着き、日本が平和なお陰。
日本がまだかろうじて民主主義国家であり、個人の自由が今のところ保たれているお陰。
国民に極端な貧富の差がなく、国民の人権や自由が尊重されている国であれば、国民の生活があまり豊かではないとしても、そして「この国は戦争しませんし、この国を絶対に戦争から守ります。」と言い切ってくれる指導者がいたら、その人が何党であっても私はその人に投票します。
人々が支え合う社会的なセイフティネットがしっかりしていれば、人は多少貧しくとも安心して幸せに生きて行けます。
平和が一番。生きられることが一番です。
世界中の小競り合いや戦争のニュースを目にするたびに、民主主義と平和の大切さを再認識しないではいられません。
世の人々を不幸にするのは、権力や富の集中です。
日本がロシアや北朝鮮やシリアやミャンマーや中国のようにならないためには、私たち一人一人がしっかり自国の政治を監視していかなければなりません。
「台湾有事」と国民の不安をあおり、軍事費増強を狙い、平和憲法改悪を狙う勢力があることが不安です。
台湾に何かあってアメリカが手を出し日本が加勢したら、中国にまず攻められるのはアメリカではなく日本です。
朝鮮戦争の時、アメリカは「黄色と黄色を戦わせろ」と言ってたのですから、台湾有事でもアメリカの代わりに日本が戦う事になる確率はとても高いと思います。
日本が台湾に対してできることは軍事的介入ではなくて、今、世界がロシアに対してやっているように、世界の国々との協力で、侵略者に経済的制裁を加える事でしょう。
アメリカの尻馬に乗って戦争に巻き込まれることだけは何としても避けてほしいです。
ヨモギを燃やしてコロナ封じをしている国が、国民の大きな犠牲の上にミサイルをバンバン打っているからと言って、それほど脅威なのでしょうか?
国民が飢えてコロナに苦しんでいる国が、攻撃を仕掛けてくることがあるのでしょうか。
自分の身を守るために、自国民の生活を犠牲にして武器をちらつかせている臆病者にしか見えません。
武力で相手をねじ伏せようとする戦争はもうやめなければ人類は生き残っていけません。
その事に世界中の政治家たちは気付いてほしいです。
中国は今じっとロシアの状況を見つつ、ソロバンを弾いていることでしょう。
日本のような小国は、武力ではどんなに頑張っても中国にはかないません。人口だけでも大差がありますから。
日本が世界で生き残るには、技術力と外交力しかありません。
外交力が武器で、憲法9条が日本を守る盾となるでしょう。
日本はアメリカと対等になり、さらに適当な距離を取り、永世中立国となって、世界の核廃絶に向けて世界の平和に貢献できる国になってほしいものです。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿