大変ご無沙汰いたしました。
私は元気だったのですが、色々とありまして、また、はてなダイアリーの引っ越し等も有りまして、なかなかブログを書くことができませんでした。
昨日、息子の助力でやっと「はてなブログ」への引っ越しが完了いたしました。
引き続き、よろしくお願い致します。
大事件の一つは、昨年の12月初め、今年の3月で23歳になる愛猫のクロが、2階玄関前の踊り場の3メートル近い高さから落下したのです。
老猫とはいえさすが猫、ちゃんと四足で着地したのですが、その際どこかを痛めたらしく、二度ほど大声で唸るように鳴きました。
最近、クロは足腰が弱くなり、階段の上り下りが危なくなっていたので、いつも抱いて上り下りしていたのですが、部屋に入る時は身をよじって下に降りたがり、下においてやると玄関前の踊り場の隙間から下の道路の様子を伺い、その後おもむろに自分で部屋に入るのが常でした。
その時も私はクロを下において、彼女が下を覗き込む様子を見ていたのですが、あまり前のめりになり危ないと思った瞬間落ちたのです。
慌てて鳴き叫んでいるクロを抱いてお医者に連れて行きました。
レントゲン設備のない病院しか開いていなかったのですが、とりあえず診て頂き、骨折はしていないようだと言われ、鎮痛剤を注射していただきました。
高齢なので、内臓を強打しているかもしれないので、しばらく様子を見て下さいとの事でした。
家に連れて帰ると、鳴きながら起き上ろうとするのですが、倒れてしまい、その後は、両後ろ足がそろって伸びた状態で、動かなくなってしまいました。
水も、食べ物も受け付けません。
2日位排泄もなく、もうこのままダメかと、私は全ての予定をキャンセルして、できるだけクロの傍にいるようにしました。
しかし、3日目くらいから上半身をスフインクスの様に起こして、部屋の中をキョトキョト見回すようになり、少しだけ水も飲み液体状の餌も舐めるようになりました。
時間を見てトイレに連れて行き、身体を支えてやるのですが、嫌がってトイレから出ようとします。
仕方なく寝床に戻してやりますと、また横座りのスフインクスの置物みたいになって、キョトキョトしています。
本当にトイレに行きたくなった時は、尋常でないほど私の目をしっかり見ながら、ギャーギャー鳴いたので、ああこれはトイレだなとすぐ分かりました。
切羽詰まった時は、こちらに伝えようと本当に必死な感じで鳴くものなのですね。
トイレにおいてやると、出るわ出るわ、たっぷり二日分出ました。
血尿という事もなく、一安心です。
その時から少しずつ元気になり、3週間目くらいからは、ヨタヨタしながら、自分でトイレに行くようになりました。
始めのうちは、トイレにたどり着く前に倒れて、失禁したりしましたが、それもほんの数回で、大丈夫になりました。
プライドが高い猫なので、トイレはどうしても自分で行きたかったのでしょう。
大した介護もしない内に元気になり、私は大安心の大助かりです。
23歳まで生きられる猫は、本当に丈夫にできているのですね。
あれから三か月近くたち、今ではほとんど普通に歩けますし、食欲もまずまずです。
結局お医者様も初めの一回きりで、後は自宅療養でした。
飲み薬もいただきましたが、嫌がり暴れるので、かえって身体によくないと思い、猫の好きなようにさせていました。
この年まで生きたのですもの、彼女の好きなようにしてやりたいと思うのです。
クロも私もどんな最後を迎えるのか分かりませんが、私は毎日神様に『クロも私もピンピンコロリでお願いします』と祈っているのです。
しかし昨日、医療関係の仕事をしている知人から、治療してもそう長くは生きられないような高齢者や認知症の高齢者は、なるべく延命措置をしないようにと厚労省から通達が出ているのだと聞きました。
本当かどうか確認していないので分かりませんが、本当だとしたら許し難い事だと思います。
もちろん、私自身は延命治療を望みませんが、望む人にはどんな高齢者だろうと本人の望む通りに治療する権利を奪ってはならないと思います。
健康保険の財政が厳しくなって来ているのは分かりますが、今の政治は、あまりにも簡単に弱者を切り捨てすぎてはいませんか。
財力や権力を持ったもの、例えばアメリカや大企業のご機嫌ばかりうかがっていて、一般大衆や社会的弱者は切り捨てられています。
沖縄で、辺野古基地建設反対の民意が圧倒的多数で示されました。
安倍首相はどうやら無視するようです。
そんなことがまかり通る日本は、もはや民主主義義国家ではありません。
この先の政府の出方を、しっかりと見守っていく必要が有ります。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿