１２月に入った途端、バタバタと忙しくなってきて、今年も終わりが近づいてきたのだと実感しています。
この忙しいさなかの１４日に衆院選挙がありますが、皆さんぜひ投票に行ってください。
どの政党を選ぶかは難しくありません。
選挙は自分の考えに合った政策を出している政党、或いは自分の生活を有利にするような政策を掲げている政党に投票すればいいのですから。
自分が金持ちだったり、大企業に勤めているなら、自分に有利な政策を打ち出す党に一票を投じればいいし、生活が苦しいと感じているなら、福祉政策をしっかりやってくれそうなところに入れればいいのです。
自分や家族の生命の安全を願うなら、原発再稼働に反対している党を選びましょう。
また、戦争反対で平和を願うなら、国際紛争に巻き込まれかねない集団的自衛権の行使に、はっきり反対している政党を選びましょう。
安倍さんはきわめてわかりやすいですよ。
富国強兵のために弱者を切り捨て、富裕層、大企業に奉仕し、対米従属の姿勢が露骨だからです。
中でも大企業の国際競争力を高めようと必死になっています。
そのためにＴＰＰに参加し、輸出を増やすために円安にし、円安のあおりを受けて中小企業がどれだけ倒産しても、知ったこっちゃありません。
安倍さんのお友達、財務大臣麻生さんの発言を引用するまでもないでしょう？
大企業はどんどん海外に工場を作り、日本国内は空洞化し、下請け企業は受注が減り、雇用も減っています。
盛んに雇用が増えていると宣伝してますが、増えているのは非正規雇用労働者ですから、だまされちゃいけませんよ。
大手銀行や政治家や大企業が電力会社の株主ですもの、電力会社はつぶさないし、電力会社が絶対損をしない、おかしな電力料金の仕組みも変えようとしないし、原発の尻拭いには税金を投入し、火山が次々噴煙を上げている火山国、地震国であるこの国で、原発を再稼働しようとしています。
アメリカにはあるという、原発専門の消防団や消防施設もないのに、日本の原発は世界一安全だと言い切り、地下水の汚染処理問題で悩んでいる現場を知っているはずなのに、福島の原発事故処理には何の問題もないと言い切る安倍首相が、私は信じられません。
世界一ビジネスのやりやすい国にすると言って、残業代をなくし、賃金は正社員の２分の１、しかもいつでも首を切りやすい非正規雇用労働者を、今でさえ４人に１人もいるのに、さらに増やそうとしています。
その法案が通れば、一生涯、派遣社員、非正規労働者になってしまう人も数多く出てしまう事も承知でその法案を通そうとしているのです。
低賃金で使い捨ての労働者が増えれば、人件費の面から言えば、企業にとってはこんなにおいしい話はないけれど、その仕事に熟練した人材は育たず、非正規雇用の増大は、正規雇用労働者の労働条件や賃金をも引き下げ、日本の労働者は疲弊していくでしょう。
そんな国に、明るい未来はありません。
安倍さんの視線ははっきりと大企業、富裕層の利益に向いています。
貧乏人をたくさん作れば、食べるに困った貧乏人の息子や娘が軍隊に志願するので戦争したがっている安倍さんには好都合なんでしょうか。
安倍さんの政策で、大企業が国際競争力で勝ったとしても、国内の半数近い若者が非正規雇用で、我が国の先人たちが伝えてきた技術や知恵を習得できず、使い捨てられ、貧困にあえぎ、子供も産めなくなってしまったら、この国の将来はありません。
富裕層はほんの一握りで、その他の人々が日本の産業を支えているのです。
その人たちを大事にしなければ、日本は滅びます。
私は今、日本はこのままいったらダメになると強い危機感を持っています。
ですから今度の選挙で、今の政治にストップをかけたいと思っています。
それでも安倍さんの率いる自民党が３００議席以上を獲得するとマスコミ各社が予測しています。
でも、まだ半数近い人がどの政党に入れるか決めていないと言いますから、チャンスはあります。
今の国の流れを変える方向に、一票が投じられることを切に祈っています。
ちなみに、安倍さんの運気は変化運に入っています。
小選挙区制のからくりが有るので、選挙に勝ちはするかもしれませんが、マスコミの言うほど票が伸びないのではないかと思います。
今年勝ったって、来年は大変ですからね、安倍さん。お覚悟！
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿
