安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

お猫様

ご無沙汰いたしました。
5月は旅行したり、少々遊び過ぎました。
なかなかブログが更新されないので、心配してメールをくれた友人もいました。
元気ですので、ご安心ください。


さて、昨年のクリスマスの晩に我が家に来た、メスの黒猫クロちゃんもすごく元気です。


おん年16歳ですから、立居振舞に多少年齢的なヨタヨタ感が有るのは否めませんが、それでもさすが猫、人間にしたら70歳か80歳とは思えないほどのしなやかさです。


黒い毛に交じって全身かなり白髪になって来ていますが、25センチはあろうかと思われる立派なシッポには、なぜかほとんど白髪が無く、カラスの濡れ羽色もかくやと思われるほどツヤツヤです。


そのシッポで私は毎日パタンパタン叩かれています。


我が家に来た頃はお互い気心が知れず、私もどう扱ったらよいのかわからず、餌出しが遅いといっては足の甲にかみつかれ、撫で方が悪いといってはシャッとひっかかれ、お腹を出して寝ている姿がかわいくて、うっかりお腹をなでようとして、後ろ足で蹴飛ばされ、「何すんのよ!」と睨まれる毎日でした。


お散歩からお帰りになった猫様、なんせ砂みたいなところにゴロンゴロンするのがお好きですから、濡れタオルで拭いて差し上げようとしたら、拭き方が悪いと、ひどくおイカリになり、ギャオウッと叫んで私の手に襲い掛かってきました。
小さいけど、恐くなるくらいすごい迫力です。
さすがライオンの親戚と妙に感動してしまいました。


幸い歯があまり残っていないので、噛みつかれてもあまり痛くはないのですが、つめは鋭いので、痛いですよ。
血が滲み、後がヒリヒリします。


こんな調子で、1,2カ月くらいは両手のあちこちに傷が絶えませんでした。
猫ってすごいDVですよ。


餌だって、自分たちの食べ物は倹約しても、お猫様には健康考えて、ちょっと張り込むのですが、気に入らないと食べません。
せっかく無理して買ったのに、全然食べてくれなくて、涙をのんで処分したこともありました。


息子が奮発して買って来たピンクのかわいい猫ハウスには、マタタビで誘っても、寝てはくれず、汚い座布団がお気に入りです。


最近では、暑くなりましたので、ジェルの入った涼しいものをご用意いたしましたが、お気に召さず、畳か板の間に直接ゴロンとなさっています。


まったく、お猫様には逆らえません。


以前、新聞の投書欄に、飼い犬に血が出るほどひどく手を噛まれた人が、「情けないやら悔しいやら。今度噛んだら家の中では飼わず、外で飼おう」と書いていました。


確かに犬だったら私もそう思うかもしれません。
犬との関係は、やはり私が主人で、犬は従うものだという気持ちが有りますから。
でも猫に対しては、どちらかというと猫がお姫様で自分が下女のような気がします。


猫に自分を合わせています。猫を自分に従わせようなんて気持ちは毛頭ありません。
意識してそうしているのではなく、猫と付き合っていくうちに、いつの間にか自分が下女になっていたのです。
しかも猫のワガママぶりがかわいくてならないのです。


息子だと、いい加減にしろと頭に来るところでしょうが、猫にはどうして腹が立たないのでしょうか。自分でも不思議。


噛みつかれようが、ひっかかれようが、猫はかわいい!
ノビをして、前足の指が開くのも、ラッコのような格好で、自分のお腹をなめている姿も、ブスッとした顔も、上目づかいに見上げる仕草も、頭のてっぺんを押し付けて甘えてくる仕草も、みんなかわいい!


最近では、耳をぺたんと後ろに倒して、私の手に襲い掛かってくる仕草までかわいいのですから、もうどうしよぉ〜もない、猫バカです。


息子も猫にメロメロです。帰ってくるなり真っ先に、猫の様子を見に来ます。
ひげ面の中年男が、猫に赤ちゃん言葉で話しかけてるんですからね。傍から見てると笑っちゃいますよ。


ただ、独身者は、あまり猫と親密にならない方がいいと占いの世界では言います。


東洋の占いでは、西は配偶者の場所とされていますが、動物の中で猫だけが西の配偶者の場所にいる動物なのです。
だから独身の人があんまり猫をかわいがると、配偶者が来なくなる、つまり結婚できなくなると言われているのです。


本当かどうか分かりませんが、お心当たりのある方は、参考にしてください。



   北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿