安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

最悪の年回りの最悪の月

今月10月は、私にとって、占い的には、最悪の年周りの最悪の月、何かあるだろうとは思っていたが、金銭面プラス健康面で課題が与えられた。


まず、月初めから、右下に一本だけ残った臼歯の周りの歯肉が腫れてきた。
この歯を私は奇跡の歯と呼んでいるのだが。


この歯は虫歯になって、何度か治療していて、歯根の治療までやった歯だったから、脆くなっていたのだろう。一昨年の暮れ、堅いものを噛んでからひどく痛くなり、正月早々、やっている歯医者を探し、レントゲンを撮って、診てもらったところ、歯根が割れてしまっているから、抜くしかないと言われた。


どうせ抜くならかかりつけのお医者さんに診ていただいてからにしようと、その日は抜糸を断って帰ってきた。


この臼歯を抜いてしまったら、すごく食べづらくなるだろうなあ。インプラントにするしかないかなあなどと悩みつつ、かかりつけの医者の正月休み明けを待っていたのだが、なんと、痛みが消えてしまったのだ。


もちろん、その後、かかりつけの歯科医院に行ったのだが、レントゲンを撮っても、歯の周りの炎症については指摘されたが、歯根については割れているとはおっしゃらなかった。


そしてそのまま治ってしまい、今に至ったのだが、今度はレントゲンで、歯根が割れていると言われた。
でも、周りの炎症を起こしている歯肉は少し痛むが、歯は、物が普通に噛めるし、痛くないのだ。
お医者様も、『本当ならこの歯は抜歯する歯なんですが、まだグラグラしてないし、まあ、もうちょっと様子を見てみましょうかね。まあ、いずれは抜かなきゃいけませんがね。』
という事になった。


歯の周りをよく歯磨きするという事を条件に、奇跡の歯はまだ生き延びている。


そうしたら、今度は18日に突然、右の耳がおかしくなった。耳の中に水がたまっているみたいに、自分の声が反響してしまう。


以前にもなったことが有るのだが、その時はすぐに治った。
だが、今度はちょっとひどい。とても不快だ。


次の日朝一で耳鼻科に行ったら、突発性難聴だという事になり、頭の中に原因があるかもしれないので、MRIも撮ることになった。


パニック障害だった時、私はMRⅠの密閉された部屋に入れず、断って帰ってきてしまった過去が有るのだが、今は大丈夫だと思う。
パニック障害を完全に克服できているかどうか、自分を試すのが楽しみだ。


まあ、ざっとこんな風に、私の場合、今のところ、いろいろ課題が出ている。
が、人によっては、最悪の年、最悪の月でも、何にもない人もいるので、むやみに心配する必要はない。


もし、いろいろな現象が起きても、ジタバタしない事だ。
自分勝手に最悪の事態など考えるのが一番ダメだ。その心配が、想像したような事実を呼び込んでしまうのだ。
善い事も悪い事も、『想えば呼び寄せる』というスピリチュアルの法則を思い出してほしい。
こういう時こそ、明るい事、善い事を考えねば。


先日、友人たちとお茶を飲んでいて、病気の話から、今年の私の年周りの話になり、今年は金銭的にも厳しい年なんだと話したところ、友人の一人が、『ボランティアなんかやってないで、働いた方がいいんじゃないの?』と、危機感のない私を心配して忠告してくれたが、お金で苦労しますよという年周りに、仕事を探しても、まず見つからないし、就職できて働いたとしても、良い所にご縁ができにくく、仕事の割には給料が安かったり、忙しくて、かえって身体を壊すようなことになりかねない。
或いは働いた分、臨時の出費があったり、どうしてもお金の苦労は、何らかの形で付きまとうのだと話した。


だから、こういう年は覚悟を決めてジタバタせず、物欲を捨てて、流れに任せ、するべき苦労はして、その事から学び、魂を磨くことが一番の収穫。
そのために全ての人にこのような年回りが平等にめぐってくるのだから。


状況が悪くなると人間は焦りから物欲や自我が強まるので、とても危険。
焦りと物質的な欲は危険な落とし穴へ繋がっている。


溺れた時に焦ってジタバタするより、身体の力を抜いて流れに身を任せれば、やがて浮かび上がれるのと同じだ。


人生、落ち込んだ時こそが勝負。
焦らず、地道な努力と今、与えていただいているものへの感謝の気持ち、自分の隠れた力に対する好奇心、必ず乗り越えられるという信頼。


お金のない状態、健康も害して、更に不安になるような状態の中で、どれだけ心を乱さずにいられるか、自分より困っている人に寄付ができるか、奉仕ができるか、自分を試すチャンスだ。


とりあえず、MRIにチャレンジして、パニック障害完全克服を実感してこようと思っている。


神は、我々人間を困らせるために厳しい状況に我々を置くのではない。
私たちが、自分自身に目覚めるために、自分自身を発見するために私たちに学びのチャンスを与えて下さるのだ。


それに私たちの背後には、たくさんの背後霊たちが応援してくれている事も忘れてはならない。私たちは、たった一人で頑張っているのではないのだ。


スピリチュアリズムを学んだお蔭で、幸いにして今、私に不安はない。



         北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿