安寿の小径

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安寿の一推し本 若者必読書

先日知人から「この本、すごくいいから読んでみませんか?」と勧められ、一冊の本に出会った。

勧めた彼女も五十代の人。娘さんから勧められたのだという。


『手紙屋』((㈱ ディスカヴァー・トゥエンティワン 喜多川泰著)という本で、小説仕立てになっているが、人生の案内書みたいな本だ。


初版が2007年だから、既にお読みになっていられる方も多いと思うが、本当に良い本だ。


どの年代の人が読んでもいいと思うが、若者にはぜひ、ぜひ読んでいただきたいと思う。


一人の大学生が、文通を職業とする『手紙屋』と出会い、10通の手紙のやり取りをしていくうちに、考え方が変わり、大きく成長し、人生の目標を実現するという話だ。


就職活動に乗り遅れ、自分が何をしたいのか、どんな会社を選べばいいのか分からない、手紙すらまともに書いたことが無い、一人の大学生が、ふと目にした『手紙屋』の広告に心をひかれ、文通を始める。


そして『手紙屋』の手紙に導かれるようにして、

働くという事はどういう事なのか
人間を変える?とは
大企業と中小企業どちらを選ぶか
思い通りの人生を送るには
本当のピンチとは
法人について
自分に向いていることを探さない
人生の目標
人生の壁を乗り越える
今、目の前に有るものに全力を注いで生きる
本当の夢、本当の目的
あなたの応援団
自分を磨き、行動する
夢を叶えた人と叶えなかった人

と、まあ、このようなテーマについて考えさせられていく。
やがて彼は人生の目標を持ち、一つの会社を選び、夢を実現するに至るのだ。


就職活動中の人はもちろん、私のような、人生の卒業生が読んでも「なるほど」「そうだねえ」と『手紙屋』の考え方に共感したり、感心することしきり、非常に面白い。
スピリチュアリズムの実践指南書のような感がある。


それと、この本の良さは、この本を読むと元気が出るし、やればできるんだという気にさせられるところだ。


六十過ぎのばあちゃんの私でさえ、やる気出ちゃいましたから。
頑張るぞ!


就活で落ち込んでいる諸君、必読書ですぞ。


こんな本が書ける若い人が出てきたんだなあと嬉しくなった。


この一冊で、喜多川さんの大ファンになってしまった私が、彼の応援団の一員として、彼の既刊本を全部お取り寄せしたことは言うまでもない。

フレー!フレー! 喜多川 !!


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