20年ほど前、百歳の双子で人気者だった、ぎんさんの娘さん四人が、最近、時々テレビに出ている。
全員大正生まれで、平均年齢93歳だというからすごい。
戦争や自然災害なども経験されて、ご家族を亡くされるなど、それぞれ大変なご苦労がおありだったのに、みなさん元気で明るい。
一番お若い美根代さんは、現在89歳。60歳で運転免許を取って、今はお姉さんたちを乗せて買い物したりしているというから、ほんとにすごい。
私も運転免許持ってるけど、今、運転しろと言われたって、怖くて運転できないもの。
ぎんさんからの、健康に生きるための5つの教えがあるという。
① 自分の事は自分でやれ。
奥さんをこき使って動かない男性などは要注意ですぞ。
② 家に閉じこもってばかりいるな。
テレビやパソコンがお友達の人は要注意ですぞ。
③ 笑う門には福来る
ぎんさんの四人姉妹は、みなさんよく話し、よく笑っていらっしゃいます。
例の『テルマエ・ロマエ』も笑える爽やかな映画で、笑いたい方にはイチオシ。
濃い顔の日本人たち、ヨーロッパ系の人たちの中にいて、少しも違和感がなかったのに
は驚いた。
④ 感謝の心を忘れるな。
これはスピリチュアルの教えの基本でもありますぞ。
幸せになりたかったら、どんな時でも、どんな小さなことにも感謝しなさい。
不平不満だらけの人は、感謝の気持ちが足りない人。
⑤ 魚を食べる。
肉や魚などのたんぱく質は血管を若く保つために必要な栄養だとか。
長寿の人が多い沖縄でも、豚肉をよく食べる。
ぎんさんの四姉妹はそろってお肉が大好き。彼女たちは平均的な日本人より多くお肉
を食べているという。
あるテレビ番組で、彼女たち、スーパーに入ると、真っ先に鶏のから揚げ目指して陳列
ケースに向かい、かごに入れていた。
別の姉妹は、肉じゃがに、驚くほどたくさんお肉を入れていたし。
四姉妹の血管年齢が、実年齢より30歳位い若いというのもうなづける。
ぎんさんの教えにはないが、私はそれに「好奇心を失わない」というのを付け加えたい。
四姉妹も、国会中継を見るのが好きだという。きっと好奇心旺盛な方たちなんだろうと思う。
長寿は、遺伝が25%、残りの75%は生活習慣だという。
私は特に長寿を望むわけではないが、なるべく自分の事は自分でやる自立した生活がしたいから、身体を大切にしている。
それにスピリチュアル的観点から言えば、この肉体は神様からお借りしているものなのだ。
いわば魂の神聖な乗り物。
足が短いだの、顔が平たいだの文句を言ってはいけない。有りがたくお借りして、寿命が尽きるまで大切にしなければならない。
私も四姉妹の生き方を参考に、どんな状況にあっても好奇心を失わず、笑う事と感謝する事を忘れない、良い晩年を過ごしたいと思っている。
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿