安寿の小径

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私のささやかなボランティア活動

ボランティア活動で、大したこともできない自分の無力さを感じて落ち込んでいた時、マザー・テレサの『日々のことば』に、また慰められ、勇気づけられてしまった。


『日々のことば』6月22日より
つつましい仕事から離れてはいけません。
こういう仕事は誰もしようとはしないからです。
仕事が小さすぎるということはありません。
わたしたちはとても小さいので、
小さいやり方で物事を見ているのです。
たとえ、私たちが誰かのために、
ちょっとしたことをしたとしても、
全能の神は、全てを偉大な事としてみてくださいます。
偉大なことができる人たちは、世の中にたくさんいます。
けれど、つつましい仕事をする人たちは、
ほんとうに少ないのです。



私のやっていることは、本当にささやかなこと。
パンを求めて並ぶ人たちに、一袋のパンを差し出すだけ。
でも、これって私が考えている以上にすごい事なのかもしれない。
私は、暑い中並んでパンをもらう人たちと、その暑さを共有し、共感している。
過酷な労働に節くれだった彼らの手にパンを渡す時、彼らの人生を思う。
実際に渡しているものはパンだけだけど、私はボランティアの仲間と一緒に、彼らに無言のメッセージを贈っているんだ。


あなたたちを気にしている仲間がいるよ。
あなたたちは一人じゃないよ。
生活の事など、何かあったら相談においでよ。
病気も無料で診察してもらえるよ。


山友会(ボランティア団体の名称)の人たちは、30年近くそんな気持ちを込めて食べ物を渡し、彼らの相談にのっているんだもの。
きっと、パンをもらいに並んでいる人たちにだって、この気持ちは伝わっているに違いない。


『日々のことば』6月25日より
(前略)
じかにふれて、あなたにわかってほしいのです。
貧しい人たちは、言葉ではなく、
行いをもとめています。
(後略)


マザーは本当にすごい人だ。
やっぱり実践から出ている言葉だから打たれるのだと思う。
口で言うのはたやすいけれど、ほんのささやかな事でも、続けるのは大変なことだもの。
特にボランティアは強制も責任もないから、それだけ自分との戦いになる。


ささやかな事でも続けることが大切。
いろいろな人たちと触れ合うチャンスをいただけたことに感謝して、頑張ろう。

マザー、いつも慰めと力を与えてくださってありがとうございます。


        北千住のスピリチュアルな占い師   安 寿