先日、勉強会の会員さんとお茶を飲んでいる時に、彼女が見ているテレビ番組『仁』の中で、女の赤ちゃんが生まれて、その子の名前が『安寿』、フランス語で「天使」という意味だったから、「先生と同じで嬉しくなっちゃいました」と言われた。
私はその番組を見ていないので、なぜ彼女がそんなに嬉しかったのか、分からなかったのだが、名前だけでもちょっとテレビ出演したから?
そう、私の名前も安寿。
自分でつけたのだが、その理由は、「天使」のように生きるというのを人生の目標にしようと思ったから。
確かフランス語では「天使」を「ange」とつづる。そうつづってしまうとあまりにもおこがましいので、漢字の読みをそのままローマ字表記にして、名刺には「anju」と記している。
断じて自分が「天使」のようだと思ったわけでない。
磁石のない時代、北斗七星が航海の時の位置確認の星であったように、私もスピリチュアルに生きるために、自分の価値判断や選択が、軌道を外れているかどうかを確認するときの目標にしたいと思ったのだ。
自分が今、天使のように自由で、純粋で、献身的で、愛に満ち溢れて生活できているかどうかチエックするのだ。
貧乏生活のおかげで、執着するほどのものがないから、自由度はまあまあだが、後の項目はトホホ…。
でも、スピリチュアリズムの勉強のおかげで、ほんの1ミリずつではあるが、過去の自分と比べて、ましになってきたと思う。
不幸の原因はすべて自分の心にあると気付かせていただいてからは、あまり人に対して腹が立たなくなった。
ほとんどイライラしなくなったし、不安感が取れたし、大体毎日、幸せ気分でいられる。
有難い事だ。
不幸を感じる時というのは、感謝を忘れている時。
足りないところばかりを見て、与えられている物の豊かさを忘れている。
幸せになるのは簡単だ。どんな小さなことにも感謝すること。これだけ。
でも落ち込んでいるときは、分かっちゃいるけど、なかなかそれができないのだ。
しかし視線を他に移す訓練をしていると、だんだん気持ちの切り替えが早くなる。
何事も練習。思っていても努力しなければ、どんなことも進歩しない。
蒸し暑いが、今日もばあちゃん安寿は天使になる練習、頑張っている。
飛び上がっては墜落するのは、やはり重量オーバーのせい?
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿