浜岡原発、全面停止。菅総理が初めて、英断を下した。
彼を支持してたわけではないが、この事に関しては拍手したい。
菅さんは、もしかしたら原子力発電の見直しのために、日本の国土を守っている霊団に選ばれた人じゃないだろうかという気がしている。
普天間問題やなにやかや、今までなんだかはっきりしない人だったのに、ここにきて初めてきっぱりと決断したし。
九星気学でみても管さんは九紫火星で「火」が関係あるし、算命学でみても、彼の生まれ日の干支、これは宿命を考えるうえでの基本となる干支なのだが、干も支も「火」しかも陰の火なので、生活に使う火なのだ。（ちなみに陽の火は太陽を表す）
菅さんの日干支は丁巳で、これはなかなか、よく言えば粘り強い、悪く言うとしつこい。
なんだかんだ言われながらも、今年いっぱいは頑張るんじゃないだろうか。
来年は変化の年だから、継続は厳しいんじゃないかと思うが、霊団がついているとなると、お役目があるうちは継続するだろう。
算命学では、日干支が「木」なら木に関する仕事、「金」なら鉄や石に関する仕事がいいと、単純に考えるのだが、そういう意味で菅さんに、生活の「火」をお任せするのは適任なのかもしれない。
菅さんは言明していないが、原子力依存から脱却して、自然エネルギー開発に力を入れるというようなこと言ってたし。
日本が滅びない内に、本気でそう考えてほしい。
浜岡原発は、活断層の上にある原発として、以前から危ぶむ声があったところだ。
震度５ほどの大きな余震があちこちで起きている現状では、停止するのが妥当だ。
それによって日本経済に遅れが出ようと、命あっての経済ではないか。
福島での原発事故は、２カ月たっても終息どころか、２号機、３号機などはいまだ手が付けられない状態で、さらに次々と新たな問題がでてくる。
放射能レベルがもっと高くなったら、とても人の手に負えなくなるのではないかと不安だ。
この上更に浜岡原発が事故を起こしたら、東日本は人が住めなくなるし、日本経済は破綻してしまうだろう。
こんな危険な状況を目にしてもなお、原発を推進したがる人たちがいることに、驚いてしまう。
原発が一度事故れば、いかに甚大な被害をもたらすのか、そういう人たちは考えているのだろうか。国民全体に被害の負担が及ぶのだ。
原発を推進してきた国も責任はあるが、その前に、東電がもっと責任を負わなければ、国民としては納得できない。現場の人たちはお気の毒だけれど、役員、天下り族や大株主とかは今までサンザン甘い汁を吸ってきたのだから、ここで思いっきり吐き出すべき。
現役官僚の古賀さんという方によると、電力は守るべし、しかし東電は守る必要なしとまで言ってますよ。
でも、東電の大株主の銀行が東電がつぶれると困るらしい。
しかし東電がつぶれても、それによる銀行の金融機関としての混乱は少なく、社長の首が飛ぶくらいのことだと言う。
古賀さんのおっしゃるように、出すものすべて吐き出したうえでの政府の負担、つまり国民負担でしょう。
古賀さんによると、官民癒着でやってきた地域独占型電力産業は、もういらないと。
発電所と送電所を別会社にして、自然エネルギー発電など、もっと多様な発電、効率的な送電システムを、小さい会社に競わせた方が良いそうな。ドイツなどではそれがすすんでいるらしい。
なるほどねえ。
自然エネルギーなら、日本では1919年から80年の歴史がある地熱発電がある。
その潜在能力はアメリカ、フィリピンに次いで、世界第３位なんだって。
私たちの先輩は、石油資源も石炭資源もない火山国日本のエネルギーは『地熱だ！』と、その開発に力を入れていたのだそうだ。
自然エネルギーの専門家が言うには、自然エネルギーだけで、日本の電力の50パーセントは賄えるという。
家電製品も、もっともっと省エネ化が進むだろうし、日本の未来は見通し明るい！
そしてできれば、私たち庶民にできる事として、省エネに努めるのはもちろんの事、各家庭の太陽光発電の普及にも経済的支援をお願いしたいと思っている。
また、夏場のサラリーマンの背広、あれもやめちゃおうよ。日本の夏は亜熱帯なんだからさ、欧米の真似から脱却して、沖縄のシャツでいいじゃない。
いつも夏になるとあの背広、気の毒に思ってたよ。
今度の災害で、いろんなこと勉強させていただいた。
たくさんの方の命を無駄にしないためにも、日本を安全で自然を大切にする、心豊かなスローな国にしたいと思うが、みんな賛成してくれないかしら？
北千住のスピリチュアルな占い師 安 寿
