安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

2011年はどんな年?

2011年は辛卯の年。

東洋の占いで言うと、新年は2月4日から始まる。
さて、どんな年になりますか、ざっと観てみよう。


みんなが気になる景気の方だが、大企業の上向きな景気の波が、やっと庶民の方に届き始め、2010年よりはましになりそうだ。
ただし良い人と悪い人の差が目立ってもくる。


悪い方に回った人たちの不満が、犯罪と結び付きやすくなる。
なぜかといえば、モラルの星に凶神がつくからだ。
自分だけが恵まれないという被害者意識から、モラルに反する生き方を選んでしまう人も多くなるだろう。なかには、凶悪な犯罪に手を染める者も、出てこよう。


そうならないように、社会的弱者に対して、セイフティネットのような、何らかの対策を政府に望むとともに、我々庶民の側も、助け合いの精神で、自分のできることで、身近にいる困っている人たちに働きかけていこう。
『お節介おじさん、おばさん』復活の時だ。
我々団塊の世代は、そういう人たちを実際知っている世代なのだから、退職後、個人の楽しみばかり追求するのではなく、あの世に行く前に、世間様にお返ししましょうよ。


しかし、良い方に回った人たちとて実は油断はできないのだ。景気が本格的に回復するわけではなく、あくまでも一時的なものだから。浮かれて財布の紐を緩めるのは早い。
質素倹約が一番。


何せ、政治の方が期待できない。
菅総理、来年は非常に厳しい情勢になる。持ちこたえるのはおそらく無理。
かといって、自民党万々歳でもない。
選挙になれば、いろいろな党に票が散らばるのではなかろか。


来年は、法曹界、教育関係、宗教関係、医療関係、警察関係を象徴する星に凶神が付く。これらの仕事に携わる方たちは、利益を追求するのではなく、意識を高く持って、問題を起こさぬよう、注意が必要だ。
今まで隠してきた悪事は露見する。


凶神が付いていなくても、今は、大きな時代の流れで変化改革の時期に入っているから、今までだって、ボロボロと隠れていた問題が表面化している。
まあ、それが加速される年であるということだ。


周囲の状況がどうであろうと、利己を捨てて、いつも人のために頑張っている人には、守護神の応援が有るから、深刻な凶運はない。
それでもカルマのお返しで、凶運に陥ったとしても、必ず救いの手が差し伸べられる。


根本的に凶運を避けるには、いい人になっていい種を蒔くしかないのだ。


不安が一番悪い気を呼び込んでしまう。
誰になんと言われようと、楽天的なお人よしが一番幸せでいられる。
余計な心配は捨てて、明るい希望をもって、今年も、お互い魂を磨いていきましょう。


          北千住のスピリチュアルな占い師  安 寿