安寿の小径

北千住のスピリチュアルな占い師 安寿のブログ http://anju.cho88.com/

チャネリング

チャネリングの勉強会を始めた。


チャネリングは、神霊など高次元の存在からメッセージをいただき、それをお伝えするわけだが、チャネリングのやり方にもいろいろある。
いわゆるチャネリング霊媒というと、一般的には、自分の意識を眠っているような状態にして、声帯など、体の器官を神霊に貸す形で話をさせる、昔から行われているものを思い浮かべる方も多いだろう。


20世紀の眠れる霊能者、エドガー・ケイシーや、シルバー・バーチと名乗る高級霊霊媒だった、モーリス・バーバネルという人が有名だ。


これらの人たちは先天的に特殊な能力を授かっているし、またメッセージを伝える霊の方も、霊媒の体を操る技術や霊媒の言語、英語だとかフランス語だとかをマスターしなければならないので、双方ともに大変らしい。


今、地球は次元上昇をしているらしく、こんな大変なことをやっている時代ではなくなっていて、普通の人が直接神々や霊とテレパシーを使って交信出来る時代になっている。


いや、古代人は一人ひとりが神や霊、大自然の精霊たちとつながっていたのだ。文明の進歩とともにその能力を失っていったに過ぎない。


だから私たちの潜在能力を、取り戻すだけでいい。

私たちが行うチャネリングは、コンシャス・チャネリングといわれる方法で、特殊な霊能力は必要としない。誰でもが持っている第六感とテレパシー能力を研ぎ澄まして、神々や霊的存在と交信する。


まずは、各自の守護霊や天使たちからの、言語以外のメッセージに気づき、そのメッセージを受け取る練習をする。


これは誰でも自分で出来る。まあ、師がいたほうが自信が持てるだろうけど、感覚の鋭い人なら、無意識に自分でやっていることだから、上達は早いだろう。


私もよく、自分に関してのメッセージを言葉以外のもので頂く。
先日も、面白いメッセージを頂いた。


その日友人と会う約束になっていたので、会う前にデパートのトイレに寄った。
仕事場があるので、そのトイレはよく使う。手をかざすと水が流れるタイプのトイレだ。


使用後、まずズボンをあげていたら、手をかざしてもいないのに突然水が流れた。しかも奇妙なことに、私は便器の脇に立つ格好でズボンをあげていた。


普通なら、わざわざ便器の脇には立たない。便器から立ち上がったままの格好でズボンを上げる。


手をかざす場所は、私が立った側の反対の壁についていた。


狭いトイレだと、ズボンを上げる動作の中で機械に手をかざす信号が送られ、水が流れてしまうこともあるが、そのときは少しゆとりのあるトイレで、しかもその装置と向かい合うような格好でズボンをあげていた。


まあ、それは百歩譲って、何らかの信号が送られて水が流れたとしよう。しかし、水が流れたくらいで、いつもならなんとも思わないのに、その時は、「あれっ?何で私、便器の脇に立ってるんだろ?こんなに距離があるのに、何で水流れたんだろ?」と、驚いたことは確か。
だからそのことが「メッセージである」と思えたのだ。


メッセージの場合「あれっ?」と思うことが大切だ。


この年になるまで、手をかざす前にトイレの水が流れたことは何度かあるが、「あれっ?」と思ったのは今回が初めてだった。


私は迷わず守護神ハトホル様からのメッセージに違いないと思った。


さて、どう読むか?
これはあまりややこしく考えず、素直に読み取ればいい。
つまり、汚いものが流れて、すっきりするだろうということ。


汚いものは、人によって解釈が違うだろう。病気だった人は病気が治るととってもいいし、心配していたことがなくなるでもいい。


わたしはとりあえず思いつかなかったので、「汚いもの」としておいた。


その後友人と話していて、まったく話題にするつもりのなかった人の事が話題になった。


その人に関しては、ずっと信頼してきたのだが、どうも納得できない点が出てきて、1年近く、信じ続けるべきか否か悩んでいたのだが、その友人も同じ事で悩んでいて、私の悩みが自分だけのものではなかったと、すごく気持ちが軽くなった。


信ずるべきか否か結論が出たわけではないが、疑う自分を責める気持ちから開放され、とりあえず、疑う気持ちは水に流し、是々非々で付きあって行けばよいのだと気持ちが決まり、気分的にすっきりした。


先ほどのトイレの件は、このことだったのかと、合点が行った次第である。

メッセージとしては、「いつまでもネガティブな思いを心の中にとどめておいてはいけない。その疑いは、流れに任せれば消えていく。今、あれこれ思い煩う必要はない。」ということだと思った。

神霊からのメッセージは、普通、私たちの自由意志を妨げないように、あたかも自分が思いついたかのようにインスピレーションとして提示される。
友人やテレビの中の人物に語らせることもあるし、動物やある出来事を目撃するなどして提示されることもある。


皆さんも、その気になりさえすれば、驚くほどたくさんのメッセージが日常生活の中に隠されているのに気づくだろう。


自分でメッセージがいただけるようになったら、宗教団体も占師も霊能者も要らなくなるのだ。


私はやがて失業だが、もう年だし、ありがたい事に当面はチャネラーを育てるワクワクする仕事がある。

              北千住のスピリチュアルな占師 安 寿