11月５日は私の誕生日だったが、精神的には最悪の一日だった。
いつものこととは言いながら、家族はすっかり忘れているし…。
まあ、最初から期待していないから、それはいいんだけど…。
気分が最悪になったのは、我が家の改修をお願いする業者選びに迷いに迷って、ほとんど一日を棒に振ってしまったからだ。
おいしいものを食べたり、映画を見に行ったり、なにか誕生日らしい楽しいことをしようと思っていたのに、そんな楽しい気分はどこかへ飛んでいってしまった。
いつもなら吉方にある業者を選んで決めるのだが、この日はどうしたわけか、ちょっと人に勧められた業者の方位を確認せずに、見積もりを頼んでしまった。
後で気が付いて確認したころ、あまりよい方位ではなく、不安になって、他の業者にも見積もりを頼んだり、一日中、あの工事は何処に頼もう、この工事はどうするかなど、あれやこれやと思い悩んでしまった。
頭が工事のことと、業者のこと、費用のことで占拠され、一日中、心ここに有らずで、気持ちが落ち着かず、やることなすことへまばかり。さらにどっと疲れてしまった。
夜になってやっと落ち着き、一日の反省をしてみて気付いたのだが、損をしたくない、少しでも安くいい仕事をしてもらいたいという気持ちが強すぎて、必要以上に迷いに迷ってしまったのだと思った。
この迷いは『欲』だ。『欲』で目が曇り、見えるはずのものが見えないから、うたぐりぶかくなり、なかなか決断できない。欲を少し抑えれば、あれほど悩んで、大事な一日を棒に振ることは無かったのに。
神様を信じて、全てお任せして、出会ったご縁を大切にし、その結果がどうであれ、その結果を喜んで引き受けるという、スピリチュアルな生き方が、全然できていなかったね。私はまだまだだ。
この気付きが、神様からの私へのプレゼントだと思った。
深夜、メールをチェックすると、思いがけず、江原啓之先生から、誕生日のお祝いメッセージが届いていた。
この日が誕生日のサポーターズクラブ会員全員に、もしかしたら同じメッセージが届いているかもしれないと思いながらも、嬉しかった。
『物質主義とはなにか？霊的真理とは何か？を考えましょう。物に依存するのではなく、あなた自身が主人公となって生きましょう』
と、書かれてあった。
いやあ、さすが江原先生！今日の私にピッタリなお言葉です。
まさしく今日の私は、物欲に振り回されておりました。
江原先生の結びの言葉は
『あなた自身が【光】であるよう祈っております』
でした。
まだまだ、蛍の光にも及ばない私ですが、頑張ります！
修行の足りない北千住の占い師
