真夜中にテレビをつけたら、スペインのバルセロナの市場が現れた。
「またスペイン?どんなご縁で?」
スペイン旅行なんて、今の私にはまず無理だ。そんな私の目の前に、先々月あたりからスペインがちらちら現れる。なんで?
まだパエリヤにもありついていないし…。
それはともかく、スペインはいいところらしい。昼間からお酒飲んでる人がいっぱいいて、どうやって食べているのか不思議だと、その番組に出ていたスペイン在住らしい日本人が不思議がっていた。
世界経済がどんなに落ち込もうとも「俺たちにかんけーねぇー」ってな感じで、朝からお酒飲んでいるんだって。
スペインに住んでいると、お金が無くてもあまり不安じゃなくなるらしい。そんなのんきさがすごくいいと言っていた。
街の普通のレストラン10軒に入ると、その内の8軒までがすごくおいしいと、その人は感動していた。
東京じゃどうかなあ。チェーン店ばかりで、ちゃんと自分のところで料理している店は少なくなっている。チェーン店じゃ味はかなり画一化されていて、コンビニ弁当と格差が無い。個人経営の店に入ったとしても、感動するほどのものを出すところは少ない。
スペインて、いいなあ。貧乏人の私でも、生活できそう。
スペインには行けないから、せめてスペイン人の楽天的気分を見習えって事なのかも。