本
やっと確定申告も終わり、少し時間ができたので、話題の芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』を読みました。 作者の若竹さんは63歳で、今迄の芥川賞受賞者の中で最年長だそうで、私たちシルバー族にとっては励みになり嬉しい事です。 方言がとってもいい…
八月も後半に入り、雨や曇りの日が多くなって、多少は過ごしやすくなってきましたが、爽やかな秋空までは、あと一月余りの辛抱でしょうか。 しかし穏やかな日々が訪れる前、季節の変わり目には、台風や竜巻、雷や長雨など、ひと波乱もふた波乱も悪天候を乗り…
『「医療否定本」に殺されないための48の真実』 (長尾和宏著 扶桑社)という本が出たので、さっそく読んでみました。 (*『』部分はその本からの引用です) 近藤先生のご著書に真っ向から対立する内容なのかと思いきや、そういう部分は少なくて、むしろ近…
8月に2人の友人が亡くなってから、私も自分の終末についていろいろ考えています。 スピリチュアリズムを学んでいるおかげで、死ぬことは少しも恐いと思いません。 むしろ、今年のように猛暑日が続いて体調がよくないと、「あぁ、あの世はいいな。物質的な肉…
皆さんはもうこの本をお読みになっただろうか? 東大医学部救急医学分野教授、医学部附属病院救急部・集中治療部部長という素晴らしいお仕事をされている現役のお医者様が書かれた『人は死なない』という本を。 救急医療の現場で、重篤な状態から回復する人…
先日知人から「この本、すごくいいから読んでみませんか?」と勧められ、一冊の本に出会った。勧めた彼女も五十代の人。娘さんから勧められたのだという。 『手紙屋』((㈱ ディスカヴァー・トゥエンティワン 喜多川泰著)という本で、小説仕立てになってい…
精神世界の事を一緒に勉強していた私の知人が、昨年の3月11日の翌日、犬を散歩させようとして、ふと手のひらを見ると、両手のひらがいろいろな色にきらきらと輝いていたのだという。 そしてその日以降、彼女はヒーラーになったのだ。 ヒーラーというのは、主…
心を浄化したい方に是非お勧めしたい本が有る。 『マザー・テレサ 日々のことば』 (女子パウロ会) マザーのご本はどれも心が洗われるが、この本は、日めくりカレンダーのように、1年365日に対して、それぞれマザーの言葉が書かれている。 毎日見るのも…
最近テレビ番組で、偶然、百歳の詩人 まど・みちお さんの事を知った。 皆さんご存知の『ぞうさんの歌』の作詞をした詩人だ。 かわいいとばかりしか思っていなかった、あの歌詩の意味をご本人が語るのを聞いて、びっくり仰天。 あの歌詞にそんなに深い詩人の…
お久しぶり。さすがの猛暑も一段落、今日は寒いくらい。 でもこの急激な変化はなによ。着るのも困っちゃうじゃない。道端を這っているイモ虫まで、寒そうに震えてるみたいだったわよ。イモ虫は毛虫じゃないから、毛がない分、寒いのかも。 でも年寄りの私と…
27歳の若さで、人里はなれた森の中に家を建て、一人で住み、自給自足、読書と自然を思い切り味わう生活を約2年間続けたヘンリー・ソローという人。すごく純粋で、猛吹雪の中を25キロも歩いて、一本の木との約束を果たそうとする人。 「どのような事も、当た…
『ウォールデン 森の生活』を読んで感銘を受けて以来、著者のヘンリー・D・ソローについてもっと詳しく知りたくて、その伝記を探していた。足立区内の図書館にはなくて、江戸川区の図書館から取り寄せてもらった。 ウォルター・ハーディングの『ヘンリー・…
ターシャ・チューダーさんも影響を受けたという、19世紀のアメリカの思想家であり、博物学者であり、詩人でもあるヘンリー・D・ソローの『ウォールデン 森の生活』を読んだ。彼が27歳から2年間、マサチューセッツ州コンコードの、人里はなれたウォールデ…
ホームページでもご紹介した、いしいしんじという作家さん、やっぱり現代の宮沢賢治って言いたくなる、すごくスピリチュアルな作家さんだと思う。 一冊目『ぶらんこ乗り』で魅せられて、二冊目の『プラネタリウムのふたご』をさっき読み終えたんだけど、ます…
ターシャ・テューダーという女性をご存知ですか?アメリカ、バーモント州の山奥で、昨年の6月、92歳で亡くなるまで、広大な庭で花を育て、悠々と自給自足の生活を送りながら、絵本や挿絵を描き続けた絵本作家です。 彼女の美しい庭と自由で自然な生活ぶり…